中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週間中ロボ226 Windows11 PC変更

はじめに
父親様のPCを新調することになり、父親様の使い方からするとほんとはラズパイで十分なのですが、このところラズパイOSのアップデートがあまりに頻繁にあったり、アップデートに失敗したりしたので、仕方なくWindows11のミニPCに変更です。

SNUNMU ミニPCとは
Amazonで格安のSNUNMUというメーカのもので約24,000円でした。

OSはWindows11 Pro でCPUはIntel Celeron J4125 です。Celeronとは名乗っていますが、Atom系の4コアCPUのリネーム商法です。ただ周波数は2.7GHzと高速になっているのでそれなりに動くはずです。
メモリは8GBでSSDは128GB搭載しています。もともと使っていたのが、スティックPCで、メモリ2GBでフラッシュが32GB+SD32GBの構成だったので、性能的には倍くらいにはなるはずなので、Windows12が出るまでは、これで十分でしょう。
もっと小さくて価格の安いモデルもあるのですが、冷却ファンがついていませんでした。冷却ファンがついていないモデルだと、発熱して夏は使えないことになります。

到着
Amazonの紙袋に、梱包材なしで直接この箱が入って到着しました。

裏を見るとモデルはCK3Vでメモリは8GB、ROMは128GBとなっています。

開封するとこんな感じです。

付属品
VESAマウンタとネジ、HDMIケーブル、ACアダプタと取説です。シンプルです。

キーボードとマウスは付属しないので、既存のものを使うか好きなものが選べます。

これなんかどうでしょうか。

www.nakarobo.com

ACアダプターがUSB-TypeCでは無く、普通の円形だったのがちょっと予想外でした。

外観
正面はスッキリしていて、電源のLEDのみです。

左側面は電源ボタンとUSBが3つ。

右側面にVGAポートが一つ。

背面は電源、マイク、LAN、HDMIが2つに、USBが一つです。上にあるのはロックネジと上蓋のスライドロックです。

背面はファンの穴とVESAマウント用の穴のみです。

重量
持った感じもスカスカしています。計ってみると373gとかなり軽量です。

電源を投入するとこんな感じです。ロジクールのマウスと比べるとかなり小さいのが判ると思います。

起動
日本語を選んで適当に質問に答えて起動すると無事Windows11が起動しました。Windows11は最初にキーボードが英語キーボードになっている時があるので、そこだけが注意です。(@が入力できなくてちょっと焦りました)

プリインストールされているソフトは特に怪しいものはなさそうです。親父様には不要と思われるTickTock等のSNS系のソフトをアンインストールしておきます。
あとは恒例のWindowsアップデートを半日ほど走らせておけばセットアップは完了です。Microsoftアカウントがあれば、設定も同期されて引き継がれます。
基本的にデータはOneDriveに置いておいたので、なにもしなくても前PCからの移行は完了です。
ちょこっとベンチマーク
ディスクは少し遅めですが、十分でしょう。

もしもっと早くしたければ、このモデルは2.5インチのSATAのSSDを内蔵することができます。そうすればこの倍くらいにはなるかな。

SuperPIの104万桁の実行結果は25秒でした。スティックPCのATOMZ3735Fの結果が50秒だったので、ちょうど倍にはなっています。周波数もだいたい2倍になっているので素直に性能が2倍になっている感じです。

おわりに
初のWindows11ですが、特に引っかかるところもなく、セットアップは完了しました。動作はラズパイ4よりも格段に軽いです。ファンがついて少しうるさくなりますが、VESAマウントを使って、モニタの後ろに設置してしまえば気にならないでしょう。
おしまい
Amazon情報
メモリとSSDが倍の上位モデルもあります。