中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週間中ロボ228 Windows11 PC変更 3台目

今週のお題「地元自慢」

はじめに
義理の父親様のPCも合わせて新調することになりました。ご指定はNEC製で、同じソフトが使えること、ノートでなくディスクトップが良いとのことでした。

NEC Lavie DT Slim とは
購入したのはNECの直販のモデルになります。

OSはWindows11 でCPUはIntel Corei5 11500T です。メモリは8GiBでSSDは256GiBです。
NECのPCは他のメーカに比べて値段が倍ぐらいしていましたが、このモデルは2割くらい高い程度に抑えられています。
NECのPCはCPUも二世代古いし、価格も高く、性能も低く、拡張性も殆どないので、PCに詳しい人は買うことは無いと思いますが、国内メーカである安心感やサポート、付属ソフトウェアに魅力があったりして、お年寄りには優しい仕様になっています。今回も是非にと言う事でこのPCをチョイスしました。

到着
この箱をラップでぐるぐるまきにされて、ラベルを貼られて到着です。

開封
コンパクトに綺麗にパッキングされています。

付属品
キーボード、マウス、WiFiアンテナ、置台、ACアダプターとマニュアルです。ACアダプタは65Wで少し大きい感じですが、構成はとてもシンプルです。最近のPCはマニュアルがペラペラで詳しくはWebでとなっていますが、付属のマニュアルはそれなりの厚さがあります。

外観
袋から取り出すと、キーボードとマウスが有線です。キーボードは10キー付きのフルキーボードですが、コンパクトタイプです。

仕様は

 CPU Intel Corei5 11500T
 コア/スレッド  6コア/12スレッド
 クロック周波数 1.5GHz
 ターボクロック 3.9GHz
 内蔵グラフィックス インテル® UHD グラフィックス 750
  クロック周波数 1.2GHz
  ユニット 32
  最大メモリ容量 64GB
  API DirectX 12.1

 TDP 35W
 プロセス Intel 14nm

となっています。さすがにAMDと比べると劣って見えます。

www.intel.co.jp

外観
正面は電源ボタンUSB Type-Cと普通のUSBが1つづつ、ヘッドセット端子が1つです。

背面は左から見て、電源、DP、USB、HDMI、USB✘3、LAN、無線LANアンテナ端子となっています。なので出力できるのは二画面までです。

マニュアルはやはり日本のメーカーだけあって充実しています。

前回ブログに書いたLenovoと比べてみます。色は違いますが筐体のサイズは全く同じです。

正面はそれぞれのメーカーの個性が出ています。

背面は殆ど一緒です。色以外の違いはわかるかな~?

NECのPCは製造はLenovoなので当然と言えば当然です。なおこのPCは中国製です。しかし箱は違いました。NECの方がコンパクトでちゃんと作られている印象です。ちゃんと閉まります。箱を取っておく人には嬉しい仕様です。

起動
電源を投入して日本語を選んで、質問に答えていくとWindows11が起動しました。壁紙はNECのオリジナルになっていました。

プリインストールされているソフトは特に怪しいものはなさそうですが、不要なものは全てアンインストールしてセットアップは完了です。
あとは恒例のWindowsアップデートを半日走らせて置けばセットアップは完了です。Microsoftカウントがあれば、設定も同期されます。
Windows11は、デフォルトでOneDriveにドキュメントやディスクトップを保存するようになっているようです。

親父様のWindows10の設定もそうしてあったので、問題なく完了しました。

インストールと動作確認
普段遣いの必須ソフトをインストールして動作確認を行いました。
Microsoft Officeと遊びなれたゲームをインストールして動作確認を行いましたが、特に不具合はありませんでした。ただいきなりメニューの場所が変わると戸惑うので、メニューバーは左に寄せておきました。

消費電力
起動時の最大消費電力は69Wでした。あれ?ACアダプターの定格は65Wなので超えています。

起動後のアイドルは12Wと、それなりにあります。

スリープは1Wで、こちらは優秀です。スリープはラズパイ4以上に低消費電力になっています。

アイドルはもう少し待てば下がったのかもしれませんが、CPUの負荷がかかっていなくても12Wで安定していたので、Ryzen Pro5の4Wを見た後だと、3倍となっています。負荷がかかった時の消費電力の上がり方もやはり大きいようです。この辺りがCPUの世代が一世代違っているからと言うより、AMDの方が進化しているのを、消費電力を上げてでも追いつこうとしているIntelの構図のように見えます。

使いごこち
キーボードはフルキーボードですがコンパクトで、日本の住宅事情からするとお勧めできます。キータッチは深いのでしっかりしています。マウスもコンパクトで軽く、必要十分と言った感じです。


注目
キーボードとマウスが有線と言うことで、電池切れの心配がありません。
(電池切れでキーが効かないと呼び出されることがありません!)
マウスもコンパクトで軽く、ツルツル面でも、透明シートの上からでもちゃんと動作しました。
(マウスが効かない、飛ぶと言って呼び出されることがありません!)

ちょこっとベンチマーク
内蔵のSSDは流石にM2接続だけあって、かなり快速です。2.5インチのSATA接続のSSDの4倍になっています。

これ以外のベンチマークは時間が無くて、実施していないのですが、普通にOfficeを起動するのは俊足で使えます。前モデルがCore2だったので、動作速度については全く不満はありません。Windowsアップデート中でも快適に動作します。

おわりに
NECのPCの良さは、安定性とマニュアル、有線コンパクトキーボードやマウス、添付ソフトウェアと言った、日本固有の文化に対応しているとことでしょう。
無事親父様のWindows10からWindows11への移行も成功しました。キーボードの配置もタッチも前モデルと同じ、使い慣れたソフトも使えると言う事で、満足して貰えたようです。
ちなみに筐体のLenovoとの違いは、盗難防止のケンジントンロックの穴位です。

おしまい
メモリ16GBでSSDが1TB、CPUがCorei7でOffice付きの上位モデルもあります。こちらはかなり高いですね。