はじめに
今はPCが買い時かもしれません。どうしてもPCの更新が必要になり、本当はもう少し待って Ryzen7000 シリーズやIntel 13000シリーズにした方が良いのですが、父親様のPCを新調するとOSがWindows11になります。通常はラズパイを使っていて、もうしばらくはWindows10でも問題ないと思っていたのですが、父親様にPCの使い方をレクチャーする必要があるので、仕方なく自宅のPCもWindows11にバージョンを上げます。
Lenovo ThinkCentreM75qGen2 とは
購入したのはLenovo直販のモデルになります。55,700円(税込み、送料込み)でした。
OSはWinodws11 でCPUはAMD Ryzen Pro5 5650G です。メモリは8GBでSSDは256GBです。ここ2年は半導体不足等により、PCは高騰していましたが、さすがに価格が落ち着いてきたようです。この秋に新しいCPUが出てPCの環境が大きく変わることもあり、在庫整理が始まっているのかもしれません。2.5インチのSSDが1基内蔵できるようなので、普段遣いでディスク容量が不足することは無いでしょう。
到着
この箱をラップでぐるぐるまきにされて、ラベルを貼られて到着です。
開封
流石に中は綺麗にパッキングされています。
付属品
キーボード、マウス、WiFiアンテナ、置台、ACアダプターとマウスとキーボード用の電池です。ACアダプタは65Wで少し大きい感じですが、構成はとてもシンプルです。
外観
袋から取り出すと、やけにキーボードが大きいです。すこし大きめのフルサイズキーボードが付属しています。
CPUはAMD RyzenPro 5 5650GEです。
仕様は
CPU
コア/スレッド 6コア/12スレッド
クロック周波数 3.4GHz
ターボクロック 4.4GHz(1コア)
3.7GHz(6コア)
内蔵グラフィックス Radeon 7 (ルノアール:Renplr)
クロック周波数 1.9GHz
ユニット 7
Shader 448
最大メモリ容量 2GB
API DirectX 12TDP 35W
プロセス TMSC 7nm FinFET
となっています。なかなか強力で、かつ低消費電力です。
正面は電源ボタンUSB Type-Cと普通のUSBが1つづつ、ヘッドセット端子が1つです。
背面は左から見て、電源、DP、USB、HDMI、USB✘3、LAN、無線LANアンテナ端子となっています。なので出力できるのは二画面までです。
起動
電源を投入して日本語を選んで、質問に答えていくとWindows11が起動しました。壁紙はLenovoオリジナルになっていました。
プリインストールされているソフトは特に怪しいものはなさそうですが、不要なものは全てアンインストールしてセットアップは完了です。
あとは恒例のWindowsアップデートを半日走らせて置けばセットアップは完了です。Microsoftカウントがあれば、設定も同期されます。
Windows11は、デフォルトでOneDriveにドキュメントやディスクトップを保存するようになっているようです。
インストールと動作確認
普段遣いの必須ソフトをインストールして動作確認を行いました。
Arduino IDE ロボットプログラミング用 問題なし
MS 3D Builder 3Dモデリングソフト 問題なし
RepetierSoft 3Dプリンタ印刷用 問題なし
とりあえずどれも問題なく動作しました。この辺りがOSをアップデートしてもソフトが動くWindowsの良いところですね。ラズパイもなんとかならんかな。
消費電力
起動時の最大消費電力は47Wでした。
起動後のアイドルは4Wと、とても優秀です。AMDは消費電力多いと思っていたんですが、今は同じ性能だと、Intellより低いんですね。
スリープも1Wで、こちらも優秀です。どちらもラズパイ4以上に低消費電力になっっちゃてます。
流石に処理負荷をかければそれなり上がりますが、ちゃっちゃと仕事を済ませて静かになる感じです。
使いごこち
キーボードはフルキーボードで大きく使いやすいです。マウスも普通の大きさです。キーボードとマウスは無線接続になっていて、一つのUSBドングルで接続できてシンプルです。
しか~し、マウスが全く使い物になりません。白い天板の上も透明シートの上もだめでした。
結局キーボードとマウスは、LogiCoolのものを継続して使うことにします。
キーボードの作りが良いだけにちょっと残念です。これならキーボードマウスなしの本体のみが選べると良いのにと思いました。
注目
電源を投入すると ThinkCentreのiの上の赤いポッチもちゃんとLEDにんなっていて光ります。ちょと開発者のこだわりを感じます。嫌いじゃないです。
筐体が小さいせいかファンの音はそれなりにしますが、負荷が下がるとあまり気になりません。
Windowsアップデート中はSSDの負荷が100%になりましたが、CPUの負荷が低いのが印象てきでした。
ちょこっとベンチマーク
内蔵のSSDは流石にM2接続だけあって、かなり快速です。2.5インチのSATA接続のSSDの3倍になっています。
SuperPIの104万桁の結果は8秒でした。通常使っているAMD Athlon5350の結果が31秒だったので、約4倍になっています。コア数も増えているので随分快適になった気がしますが、中野島ロボットの使い方では体感的にはほとんど変わりありません。
とりあえず3Dゲームのベンチマークも確認してみます。
FFベンチは動作困難とは。。。。
おわりに
メインPCの自作は来年にRyzen7000シリーズとIntel 13000シリーズの決着を見てからにしようと思います。しかしマザーボードの価格がものすごく値上がりしているので、同じくらいの値段で出てくるのなら、メーカー製の方が安くあがるかもしれません。でもPhenomeはまだまだ使えそうなので、もう少し先になるかもしれません。
(にしても、FF11の動作困難とは。。。もしかしたら、メモリがシングル動作になっているからかもしれません。8GB増設して、16GBでデュアル動作にしたら変わるかもしれません。)
おしまい
メモリ16GBでSSDが512GB、CPUがRyzen Pro5 5750GEになっている上位モデルもあります。
ちなみに
メインPCのAMD PhenomeX6のベンチマーク結果です。12年選手ですが、まだまだいける?