はじめに
夏休み前に購入したモバイルモニターが到着したので、ラズパイと接続して動作確認をしました。モバイルモニターはいま沢山出てきていて選択に迷います。また実際にラズパイと組み合わせてちゃんと動作するのかも気になるところです。
いままで
11.5インチ、会社で12.5インチのノートPCを使用していますが、フルHD解像度だとさすがに小さいです。また、ラズパイ用といったら、7インチとか10インチのモニターがイメージされますが、サイズが中途半端でサイズの割に高価だと思います。フルHDで据え置きPCやノートPCとして使うなら13.3インチが最小サイズではないかと思い、今回購入に至りました。
購入品
モバイルモニター 13.3インチ 400g VESA対応 14,999円
13.3インチのモバイルモニターはタッチなしで1.4万円~2.0万円くらい、タッチ付きで2.0から2.5万円くらいです。4K解像度のものもありますが、ラズパイの4Kは静止画用で4倍描画が遅くなるので13.3インチでRPi4用なら今はそこまで必要ないでしょう。
付属品
モバイルモニター本体とケーブル三本(Type-C~Type-C,USB-Type-C,HDMI~MiniHDMI)、5V3Aの電源と日本語マニュアルです。
大きさ
実際の大きさはA4のプリンタ用紙と比べると、縦が1cm小さく、横が1.3cm大きいのでA4用紙とほぼ同じ面積なので、A4のラズパイマガジンをイメージしてもらえれば良いと思います。
一番の決め手
数ある13.3インチのモバイルモニターの中から、このモニターにしたのは軽さです。持ち歩くなら軽さは正義です。その重さですが、本体のみで387gでした。カバーを入れると700gだったのでカバーが300gもあります。
ちなみに2021年のラズパイマガジン秋号は、付録をはずしても408gでした。
次の決め手
次に気になるのは薄さです。本体の厚みは12.8mmと少し他の薄型パネルより厚くなっています。そのかわりVESAマウント対応なので、これだけ軽いので恐らく中はガラガラなのですが、VESAマウントのネジのダイソーのインサートを入れるためには必要な厚みだと思います。
基本は家で使い、たまに移動する程度なら多少の厚みは我慢します。薄さをとるかVESAを取るかですが、VESAを取りましまた。ただこのモニターのVESAマウントは一般的な100mmでは無く75mmです。
その他の仕様
- スピーカーはモノラルです。
音量と音はまぁまぁです。外出先ならBluetoothヘッドホンに飛ばせば良いし、ちょっと鳴らすくらいならこれで十分です。さすがにこのサイズなので逆に意外に良いなと思いました。 - バッテリーは内蔵していません。
モバイルモニターにはバッテリー内蔵のものもありますが、これはバッテリーを積んでいないタイプです。バッテリーがダメになって使えなくなることはないと思います。 - 液晶はグレアタイプです。
ノングレアが良かったのですが、どうしても気になる様なら、保護も兼ねて液晶保護フィルム を貼れば良いかなと思っています。 - HDMI端子はミニHDMIです。
RPi4用はマイクロHDMI端子なのですが、このモニターはミニHDMI端子です。付属のケーブルはそのままでは使えません。変換アダプターを使うか新規にケーブルが必要になります。 - ケーブルは左出しです。
全てが左側にまとまっています。 - 6ビットパネルです。
普通内部は6ビットでも映像エンジンで補正するので、そこまで正直でなくても良い気がしますが、取説に6ビットと書いてありました。逆に好感が持てます。見た感じは違いが判らないと思いますが、念のため。 - 一応スイッチ対応
DisplayPortt Alt Mode 対応のUSB Type-Cポートを持っている機器(任天堂スイッチ等)の場合は、付属のType-C -Type-C ケーブル一本で映像と電源を供給できます。
最弱俺様ノートPCへの道その2につづく
購入品情報
Amazonで13.3インチで400gを切っているのはこの二つのモデルです。
もう一つは有名どころのEVICIVです。 ちょっと安い。
たぶん中身は同じものなんでしょうが確信が持てませんでした。なお型番は違います。こっちはAmazonの記載があいまいでグレアかノングレアかどちらが来るか判らないようです。なのと、EVICIVは他にもモデルが沢山あり、 13.3インチでも数モデルあり、重いのが来ると最悪です。間違って違うモデルが来ると面倒なので、上記のモデルにしました。