中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ67 夏休みの準備 ロボット制作準備その4

今週のお題「夏休み」

今週は夏休み中にロボット制作を進めるための購入したものと、購入後未だ評価していない物と、夏休みにやりたい事を紹介しようと思います。順番は思いついた順です。

 

4.リニアシャフト

直径6mm、400mmのリニアシャフトを購入しました。Amazonでこのリニアシャフトが安価に入手出来るようになりました。安価と言ってもそれなりの値段ですが、RostockNanoを作ったけれど、造形物が歪んでしまうとのコメントが有ったので高精度化を試してみます。

 今までは入手しやすい真鍮製のロッドを使用していました。

光 真鍮丸棒 6丸×395mm BM395-6

光 真鍮丸棒 6丸×395mm BM395-6

 

今回はデルタ型3Dプリンタの高精度化の改造に本物のリニアシャフトに換装して見ます。(といっても中国製なので、どの程度変わるのか試して見ようと思います。) 

 

デルタ型の3Dプリンタの特徴

デルタ型の3Dプリンタの印刷精度はハッキリ言って部品で決まっています。6本のリニアロッドを正確に配置し、同じ流さの6本の腕でガタ無く正確な形状で印刷されたヘッドを支えられれば、ヘッドの高さ調整だけで正確な造形が得られます。

裏を返すと調整箇所は殆ど無く、部品の造形精度で決まってしまうのです。なので、正確で真っすぐなリニアロッドがあれば、あとは3Dプリンタで部品を印刷するときに、面倒でも同じ場所でひとつづつ部品を印刷すれば、そこそこ精度の良い3Dプリンタが作れるはずです。

 

つづく

 

過去記事

そういえば、自作3DプリンタのRostock Nanoの冷却ファンを強化する課題も残っていたので、合わせて作って見ようと思います。 

www.nakarobo.com

 ただし、冷却ファンは意外と奥が深いので、成功しないかもしれません。