中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ258 明治大学オートメーション研究部

はじめに
2023年11月5日 久しぶりに中野島ロボットの近所にある明治大学の大学祭に行って来ました。目的は別にあったのですが、時間が少しあったので、研究室展示を一回りしてから、クラブ紹介を見ていたら、面白そうなクラブがあったので、ちょっと覗いてみました。

明治大学オートメーション研究部
ロボ研じゃなくて、オートメーションと言うのが、機械工学っぽいですね。
どうも大変歴史のあるサークルらしく、20世紀後半から活動しているようです。

公式サイトはこちらから

www.isc.meiji.ac.jp

展示内容
色々なロボコンに参加しているロボット達が展示されていました。最近のロボコンは親子ロボットが多いようです。

ロボットの特徴
乾電池で動かす必要が有るのと、競技の縛りからか、車輪かメカナムホイールが多いとの事でした。制作する予算が厳しいのに、メカナムホイールがとても高価なので機体にお金をかけられないそうです。
コントローラのマイコンはPIC8ビットだそうです。開発言語はC言語なんだそうです。


別室では
ロボットハンドやヘビ型ロボットの展示、ロジックゲームの研究もしているのだとか。この蛇型ロボットはSG90を連結して行き、正弦波を順送りしてくねらせているそうです。なるほど正弦波の位相と振幅制御で移動方向や進行方向を制御できるのか~。なるほどね~。足が付いていないけど、蛇型ロボットも今度トライしてみようかな。

熱い気持ち
動態展示室の黒板から情熱は伝わりますね。救援ロボは蛇型ロボットで、ACはアーマードコアかな。

二足歩行ロボットを作りたい気持ちや、飛行ロボット作りたいのとか、ガンダムはロマンですね。”お前がガンダムなら俺はボトムズを作る!”とか。

意外と
3Dプリンタの部品が、少なかったようでした。やはり学生にはまだフィラメントは高価なんでしょうか。まぁ印刷に時間がかかるので、1/10程度の試作なら3Dプリンタの方が早いかもしれませんが、ある程度の大きさになると、木工や機械加工の方が圧倒的に機体を作るのは早いのです。
うちにも工作室があればな~と思ったりしました。
ほんとうは
ロボット制作で苦労したことは、コントローラが焼けてしまって動かなくなったり、配線が取れて復旧できなかったりしたそうです。中野島ロボットも今週はイス型ロボットが完成して、Bluetoothでスマホからコントロールする動画を撮影するずだったのですが、

www.nakarobo.com

コントローラが焼けてしまい3連休では完成しませんでした。コントローラはXAIO nRF52840 Senceを使っているのですが、プログラムが完成してリチュームイオンキャパシタを半田付けするときにショートしてしまい破壊してしまったのでした。
このコントローラは結構高価なので凹みました。

おわりに
どの展示が良かった、投票があったので、応援シールを貼っておきました。
夢に向かった頑張れ明治大学 オートメーション研究部!

おしまい

Amazon情報
たしかにメカナムホイールは高価ですね。ロボコンのロボット制作では車輪かメカナムホイールが多いのですが、足の方が部品も少なくて作りやすいと思うのですが、なんでなんだろうか。ロボコンの弊害かな。

これが焼損したのは、予算が6000円/月の中野島ロボットには痛いな。