中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

水没 ロジクール K270 キーボードの修理方法

はじめに

K270とはロジクールのワイヤレス キーボードで、価格も安く打鍵感も良いキーボードです。家では二台使っています。

そのうちの一台に、牛乳をこぼしてしまった時の対処方法です。他の液体で水没したときにも使えると思います。

 

準備

このキーボードは多少の液体がかかっても、キーボードの下のあなから流れ出る設計になっています。

なのでまずは洗います。ここで注意するべきは、中の回路に水が入ると故障するかもしれないので、中には水が入らないようにする必要があります。

もし水が入ったとしてもショートして故障してしまわないように電池を外しておきます。

表面で気になったのは左上の電源スイッチで、通常のキーの部分は防水になっていても、スライドスイッチなので水が入ると壊れてしまうのではないか言う事です。なので、この部分に液体が入り込んでいなければ、ここをテープなどでガードしてから水洗いを行います。

 

水洗い

水道で表から水を流します。水は裏の穴から出て行きます。

水洗い後に良く水けを切って十分に乾かし、電池を戻せば大抵の場合は動くようになるはずです。

・・・・うごかない。

 

分解

うごかないので分解して確認して見ます。このキーボードを裏返してネジを外して行きます。二つ注意点があり、ネジの一つが特殊ネジになっていることと、保証シールの裏側にネジが隠れている事です。

このキーボードは三年以上使っているので、保証シールは無視します。

特殊ネジはトルクスネジといって専用のドライバが無いと外せません。

ネジだけではなく横が爪でも引っかかっているので、隙間を広げて行き上のカバーを取り外すと電源スイッチの所に小さな回路基板が見えてきます。

 

修理

内部の回路はコーティングやポッティングはされていないようです。良く見るとICの脚に錆びが浮いていました。

たぶん液体が、電源スイッチの所から入り込んでしまったのでしょう。

アルコール等で錆びをふき取るか、ブラシで取れば復活するかもしれません。

 

今回の場合は、はんだ付けで使用する補助工具のワイヤーブラシでこすって錆びを落としてみました。 

  これで電池を入れると無事動き出しました。

 

おわりに

水没二回目なので、買っても安いキーボードなのですが、もうしばらく使えそうです。

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