中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ310 自転車の修理に3Dプリンタのスパナは使えるか?

はじめに
自転車のパンク修理に工具が無く買おうかと思ったのですが、3Dプリンタで必要な工具を印刷して使ってみました。

必要な工具
15mmと10mmのスパナとタイヤレバーです。どちらも Thinkgiversからモデルをダウンロードして使います。

www.thingiverse.com

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モデル修正
15mmのスパナはRostockNanoの最大造形サイズが120mmなので、少しオーバーするのでモデラーのMS 3D Builder で持ち手の端をカットしました。

印刷
最初ABSで印刷しようとしましたが、臭すぎるのと反りが出て断念しました。
なのでフィラメントはいつものPETGです。PETGは少し材質が柔らかいのですが強度はあります。設定は Strong:壁厚 2mm、インフィル80% で速度は60mmとして、冷却無効で印刷しました。

の定
オリジナルの15mmスパナは厚さが2.5mmですが、さすがに強度的に無理だと思います。やっぱり無理でねじれてしまいます。最低でも3mmは必要じゃないかな。

懲りずに
と言うことで、10mmのスパナはスライサーの拡大縮小機能で1.5倍の板厚で印刷してみました。

板厚は3.75mmになりますが、こちらもまったく歯が立ちませんでした。

結論
PLAだと固いのですが割れやすいので無理そうだし、やはりスパナ類は金属製のものが必要なようです。眼鏡レンチが必要なくらいですからね。PETGカーボンだったら行けるかもしれませんが、PETGでは全く歯が立ちませんでした。
結論:3Dプリンタで印刷したレンチは、自転車には使えません!

おまけ
タイヤレバーは二種類印刷しました。

こっちは使えそうですが、結局タイヤが外せないので自転車で修理してもらいました。

おしまい
チューブはAmazonでも安いです。

タイヤレバーはものによってはそこそこします。

レンチは複数必要です。

チューブの交換費用は2000円から2500円くらいなので、お近くの自転車屋さんでどうぞ~