はじめに
今年の冬は野菜が高騰しているので、水耕栽培装置を改良してみました。はつかダイコンなどは徒長してなかな難しい感じでしたが、LEDランプを換えてはつかダイコで再度実験してみました。今回は増えたLED電球の自動オンオフ方法についてと育成結果について記載します。
オンオフ制御
LEDライトや今後増設予定の水やりポンプをON/OFF制御するために、秋月電子さんでいろいろ部品を買ってマイコンで制御しようとしていたのですが、このスマートコンセントを購入して使用しています。このタップ一つでほとんどの機能を実現できます。あとはセンサーですがこれも購入品で済ませることができるかもしれません。
TapoP300/Aは4つのコンセントを別々にオンオフ制御可能です。水槽の水草用LEDに一つ使っているので、丁度3段の野菜棚を別々に制御可能になりました。野菜によって連続照射できる時間や明確な夜が必要なものがあるので、育てる野菜に応じて棚を分ければ個別に制御することができるようになります。
TP-Linkのアプリを使うとスマホからオン・オフ制御が出来ます。
コンセント毎に個別にタイマー制御可能です。
スケジュールで、朝オンにして、夜オフにするように設定しています。
ただ消費電力は計測出来ないので、LEDの消費電力を計るときはこっちを使っています。
生育結果
1回目の生育実験の結果です。
少し栽培間隔が狭かったかも知れません。苗と苗の間隔が狭いと発芽が遅れた方が陰になって徒長してしまいます。
2回目の生育実験の結果です。容器を変えて種の間隔を変えてみました。間隔は3cmで良さそうです。
3回目の生育実験の結果です。今回は2種類の20日ダイコンとコカブを育てています。はつか大根は40日で収穫できます。
おわりに
窓はドアにある小さなものだけで全く直射日光が入らない場所でも、真冬にハッカダイコンを育てる事が出来るように成りました。
3段になったので室内での野菜の水耕栽培実験がはかどりそうです。引き続き他の野菜を試して行きますが、まだ収穫まで40日ほどかかっているはつかダイコンを二十日で育てるチャレンジも続けて行きたいと思います。
なお詳しい生育記録はコチラから
おわり
購入品情報
この本を参考にしています。反射板の説明はこの本の中に書いてありました。
LED水耕栽培セット
実験に使用したラディッシュの栽培セットです。
肥料
水耕栽培の肥料はリビングファームのものを追加購入して利用しています。