中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ309 日経星新一賞落選作「I氏とT氏」(5/5)

おわりに
今二人の老人が息を引き取ろうとしていた。一人は目を閉じ、一人はもうほとんど息をしていないようだった。静かに満足そうな二人の老人がいた。最後に二人が成し遂げた功績は尊厳死の制度化だった。
この国から世界に広がった制度は、いつしか人類から飢えや憎しみや老いの恐怖を克服していた。

僕は地球から遠く離れた火星でT方式の3層の建物からこの伝記を読んでいる。
いまでも二人の偉大な人物のお墓が隣り合って立っていると言う。いつかは行ってみたいものだ。

おしまい
あらすじ
一時は世界最大の経済大国だったJ国も衰退の一途を辿っていた。 その時代を代表する二人の人物が対立することになった。一人は大企業の御曹司、一人は政治家である。 ことある毎に二人は対立していたが、災害を機に和解しもう一度世界一の経済大国に返り咲くのだった。

あとがき
やはり数時間で書き上げたので粗が目立ちますね。AIに添削してもらいたいぐらいです。それとテーマを盛り込みすぎたかな。
石破さんにはこの予言が実現するまでもう少し頑張って欲しいです。2025年7月 中野島ロボット:〇川