中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

毎日が「人生最大の危機」

今週のお題「人生最大の危機」

 

そういえば、数日前が誕生日だったのですが、人生最大の危機をちょっと考えてみました。

 

「バイクでこけたとき」

スローモーションでした。これは痛かったな~。バイクで転んで、バイクはスーッとアスファルトを滑って行き、どかんとバイクは大破したけど、人間は結構すり傷を負ったけど、骨折もせずになんとか生き延びた。

よく考えたら、今まで5回くらいバイクで大転倒したな。雨で滑ったり、冬のペイントの上の霜で滑ったり。自転車が急に飛び出したり。

そもそもバイクは人間がちゃんとコントロールしてあげないと転ぶんです。

 

「大学で留年したとき」

いや大学の先生が嫌な先生が多すぎたこともあったり、一年生の時に先のバイクの事故とかあったりして、あんまり勉強もしていなかったので単位が足りなくていきなり留年した。

どうしても必修科目の数学の単位が取れなくて、四年生まで持ち越して、さらに就職も決まっているのに、必修の数学の一単位だけが取れていなくて、やっと四年目で嫌いな先生から変わって、それでも最終試験が赤点で教授が補講してくれてようやく卒業して就職できた。

今でも時々卒業できない夢をみるんだ。まさに悪夢です。

 

「GW明けにプログラムが消えていたとき」

これは就職してからの出来事で、どうしても消えないバグがあって、GWの前日にやっとみんなでバグを直してGWの休みが取れたのです。GW明けに出社して、さあ仕上げようとしたら、プログラムを消した奴がいて、そいつの所以外は直ぐに修復できたのですが、そいつが全くどこを直したか覚えていないと言う。
そいつはその一つのバグを見つけるのに一か月以上かかって、やっと見つけたのに原因も直した箇所も全く記憶にないと言う。

「消えてしまったものはしょうがない。どこを直したか覚えているよな。そこからやり直そう」、「いえどこをどう直したか、全く覚えていません。」・・・「OK!場所はいい、バグの原因はなんだった。」、「全く記憶にありません。」・・・・

結局そこから数日徹夜して、見つけてなんとかなったんだが、あれもあの時の奴の言葉を聞いたときは全員スローモーションだったな。

 

「会社の危機はいっぱいある」

しかし会社の危機なんて、命がかかっているわけではなく、当人たち以外は聞いても面白くないので止めておきますが、やっぱりどれも危機が発覚した時はスローモーションだったな。

 

「スノボで思いのほか飛び過ぎたとき」

これも怖かったな~。キッカーからポンと飛び出したら、思いの他高く飛んでしまって、そうは言っても3Mくらいなんだろうけど。ギャラリーが上を向いていて、ヤバイと思ったけっど、何とか着地した。
この時もスローモーションになって、なぜだかその時のギャラリーの一人一人の目(というか視線が合った)気がすしたんだな。

 

「海で息が切れた時」

人間は三分間しか息が持ちません。ウィンドサーフィンでセイルの向こう側に入ってしまって、上から波に押されて息ができずに、水を飲みこみそうになった時がありました。ですが、この時はスローモーションにはなりませんでした。息ができないと直ぐ死んでしまうイメージがありますが、あれは嘘です。意識はとてもはっきりしていて、どうしても苦しくなって、本能が水の中でも息をしてしまおうとするだけです。もしここで息をしてしまうと、肺の中に水が入ってしまうと本当に死んでしまうでしょう。

 

「しかし人生最大の危機は別の所に」

海で息が切れるのと同じことが、日常でも起こりえます。「誤飲」です。
何十年も生きてきて、「人生最大の危機を何度も乗り越えて」きたのに、たった三分で死んでしまいます。

でも「人間は」毎日食べたり、飲んだりしないわけには行かないので、毎日が「人生最大の危機」を乗り越えているんだと思います。

 

「今日朝飯食べた?」

 「ああ食べたよ!?」

   「すごいぞ今日も君は生き延びた!」

 

中野島ロボット:〇川

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