はじめに
USB 1000円オシロスコープを作ってみました。
以前から気になっていた Arduino を使った、簡単なUSBオシロスコープを作る記事が出ており、自分でも作ってみました。
参考
九州工業大学さんのArduino 簡易オシロスコープ
https://www.iizuka.kyutech.ac.jp/faculty/physicalcomputing/pc_kitscope
ファブラブ関内さんの会員向けのページ「1000円で作れる簡易オシロスコープを作って使ってみよう」
http://fablab-kannai.org/archives/2212
用意するもの
基盤またはブレッドボード ×1 40円
Arduino Nano V3 互換ボード ×1 350円
抵抗 1KΩ ×3 3円
抵抗 100KΩ ×1 1円
コンデンサ 1μF 20円
配線 少々
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ここまでで 400円ちょっと
開発環境
PC Windows10
Arduino IDE 1.8.5 Windows10 ストア版
Processing processing-3.3.7-windows32.zip
コンデンサと100KΩは、トリガ更新周期 0.1秒を作るためのもののようです。動作をみるだけなら無くても動くはず。
1KΩの抵抗は保護用なので、Arduino等のブレッドボード上で5V以内で使うなら必要ありません。
つまり、外付け部品は無しでOKのはず。
で動きました。
とりあえずスケッチが動作したので、落ち着いてちゃんと作ってみます。
作り方
手持ちに100KΩの抵抗が無かったので、10KΩと10μFのコンデンサで同じ時定数としました。
ソフトウェア
1. 九州工業大学の簡易オシロスコープの簡易オシロスコープから必要なファイルをダウンロードしてきます。
2. 画像を押すとダウンロード画面がでてくるのでダウンロードします。
3. 適当なフォルダに保存し展開します。
4. Arduino Nano にスケッチを書き込みます。
Arduinoのスケッチは展開したフォルダの kit_scope.ino です。
\kit_scope_20160320\kit_scope_20160320\Arduino\kit_scope
これをArduino IDEから書き込みます。
5. プロセシングを起動します。
プロセッシングは展開したフォルダの
\kit_scope_20160320\kit_scope_20160320\Processing\kit_scope\kit_scope.pde
を起動します。
6. 実行ボタンを押すと起動します。
7. 動作確認
校正用の1KHzの矩形波が、D3に出ているので、それをA1,A2に接続して観測します。
8. 詳しい使い方
触っていればなんとなくわかりますが、詳しい使い方は九州工業大学さんのホームページに載っています。
FFTの機能とかもあるので、いろいろ実験して使い方をマスターしましょう。
まとめ
ではソースコードの解説です。
・・・・ 思ったより多いです。
断念・・・・
おわりに
と言うわけでこれだけで、あこがれの2Chのオシロスコープが手に入ります。 ケースに入れたり端子を付けたり、液晶に表示させたりした方が良いと思うのでその辺は、後日考えてみます。
Processingは初出だと思いますので、インストールしたことがない人向けに次回に少し解説します。
購入品情報
使うにはやっぱり、テストクリップが要りますね。