はじめに
2015年に購入したオーム電機のルーペ付きライト:エルズームアームライト OAL-8066G-Wの蛍光灯をLEDに付け替えました。
今時なので新しいLEDランプに買い替えても良いのですが、ランプを動かす取っ手が付いていたり、アームにバネが無いスッキリしたアームの作りで愛着も沸いていました。
しかし蛍光灯も暗くなりそろそろランプの買い替え時期なのですが、Amazonに在庫が無くなったり、あっても非常に高額だったりしたのでLED化をしてみました。
購入品
DIMEの2021年9・10月号の付録のLEDリングライトを分解して部品として使用します。これは一つ買ったものが壊れていて、もう一台修理のために購入して余っていた方を使いました。
LEDリングライトを修理した時の記事はコチラです。
手順
裏面のネジを外して分解します。カバーを外すと真ん中の拡大レンズがずれるので落とさないように注意です。レンズの直径は10cmでガラス製だと思うのですが、しっかりした厚みのあるもので結構重たいです。
蛍光灯の点灯基板とAC100Vのケーブル、スイッチを取り外します。
LEDリングライトをはめ込んで、一度外しておいたケーブルを再度基板に半田づけします。今回LEDはもう交換することは無いと思うので接着剤で固定しました。
後は分解の逆の手順でカバーを組付けて完成です。
動作確認
動作確認を行いました。特に問題ありません。とても明るいし、光量も色調も調整できるようになりました。
おわりに
もともと安価で良く考えられていた商品だったので、先端部分だけをLED化したモデルが出ていれば買い替えていたかもしれません。今回LED化したのでこれで半永久的に使い続けられると思います。
それに消費電力が元の22Wから、最大輝度で7W、最低輝度で1Wになり、相当省エネになるのもエコなポイントです。中間の輝度にして使っていますが、最大輝度で点けっぱなしになってしまっても、電気代は年間1000円程にしかならないので、消し忘れた時の罪悪感がずいぶん減りました。ちなみにこのライトが中野島ロボットが常用している家電製品の最後の蛍光灯になりました。
このライトはルーペで大きく拡大して見る事ができるので、小さな部品の半田付けやロボット制作もはかどるのと思います。
作成中の「機械生命体 ただしザコ」です。
おしまい
Amazon情報
一時期在庫が無くなっていた専用交換ランプですが、今なら互換品の在庫があるようです。値段も買い安くなっているので蛍光灯のまま使い続けたい人は、今が購入の最後のチャンスかもしれません。
新しいオーム電機のエルズームアームライトはこれになります。取っ手も無いし、アームもバネ式になっています。まあ取っ手は今のを外して付ければ済むことなのですが。
ホーザンのこのモデルは作りはさらに良いのですが結構高額です。