はじめに
LEDネタでもう一つ。おまけにつられてDIMEの2021年9/10月号を購入しました。しかし壊れていたので修理したときの下りです。
購入までのいきさつ
家族からリモート会議用にユーチューバーが使っているリングライトが欲しいと言われていて、作るか買うか悩んでいました。3DプリンタとLEDテープがあれば簡単に作れそうなもんですが、うちの3Dプリンタは小さいのでこの大きさのもの(20cmの円)は作れません。それにLEDテープを曲げるのは難しいのです。
結構いろいろ店舗でリングライトを探していたんですが、良いものが無く購入していませんでした。
入手経路
前回の時は書店では完売で買いそびれてしまったので、今回はAMAZONで予約購入しました。LEDライトはかなりパワーアップしているようです。
残念
電源を接続すると、白色LED側が勝手に点灯していて、リモコンのキーが効かない不良品でした。
・・・・・ハズレにあたったか?折角買ってあげたのに残念です。
良品ゲット
電話すれば良品と交換してくれるようなのですが、電話かけておいてって伝えたんですが面倒くさいようです。どこの本屋にもなかったのですが、近所の書店で、最後の一冊を見つけたので購入してきました。もう一台で正しい動作を確認し、分解して修理します。まずは正常動作の確認です。
- 電源スイッチを入れると、中の青色LEDが消灯してLEDが点灯
- 色味は三段階で、白色、昼白色、昼光色から選択
- 明るさは 10段階
電源を抜かなければ、最後の設定が保持されています。
故障の確認
USBをつなぐと勝手に点灯しています。ボタンを押すと時々色が変わるときがありました。また、点いているときはものすごくリモコンが熱くなります。リモコンの内部でショートしているようです。
分解
リモコンを分解します。はめ込み式で接着はされていません。隙間を開けてカードを差し込み広げて行けばカバーが外れます。
マイコンとQ1,Q2のMOS_FETと思しきものと、あとはチップ抵抗と、コンデンサです。これなら修理できるか、最悪LEDと筐体のみ利用できそう。
基板の裏はスイッチが4つとLEDが一つ
あれ?中身が違います。左が故障品、右が正常品
基板も違います。上が正常な方、下が故障品で上の方がパターンが広く良い基板です。
見比べると故障品はQ2のMOS-FET(とおぼしきもの)が、少し曲がっている気がします。
テスターで導通を見る。 ゲートとドレインがショートしています。マイコンはだいじょうぶか?
配線を外してみる
この状態で電源を入れると、ちゃんと消灯から始まるようになった。リモコンで色を変えたら、黄色のLEDのみが着くのでマイコンは壊れていないよう。発熱もしなくなった。
つまり白側MOS_FET周りが怪しいので、はんだごてでQ2のMOS_FETを基板からはずす。
おっと、このMOS_FETは真ん中のパッドが広いです。少しでも斜めになったら隣と接触しそう。
この時点で基板はショートはしていない。MOS_FETのゲートとドレインも導通していない。治るか!?
MOS_FETをはんだ付けしなおして戻す。
正常動作確認
つまり、MOS-FETの下で、ゲートとドレインが繋がっていた模様。
治った。・・・・二個になってしまった。
使いごごち
真ん中にスマホを取り付けて正面から見るとリングがメガネに反射して目が見えなくなって犯罪者みたいです。裸眼、コンタクトの場合は瞳の中にリングが写ります。置き場が難しいようです。それにライトを直接見ないようにと指示されています。(それ無理!)
LEDの色と明るさが変えられるので、元気に見せたり、調子悪く見せたりできます。
おまけ
回路は簡単なので修理できる可能性があるし、最悪LED部分のみを繋げば光ります。
なお消費電力は9Wだったので、5V2A以上の電源が必要です。PCのUSBなら3.0でもものによっては十分に光りません。
おわりに
で本誌は・・・・未だ見ていません。
おしまい
購入品情報
店頭ではなかなか手に入らないかもしれませんが、Amazonと楽天か書店で取り寄せならまだ手に入るかもしれません。ただし、余り安いものは中古品で付録が無いものや、電子版だったりするので注意が 必要です。
ちなみに次回のDIMEのおまけはデジタルポケットスケールで 600gまで計れます。
これも前回購入しようとして入手出来なかったので予約しました。
これまでは台所のタニタのキッチンスケールを借りていましたが、これからは600gまでは、ポケットスケールでこと足りると思います。
届いたらレポートします。