Aruduino Nano Everyは、Aruduino Nanoファミリーの最安のプロセッサボードで、アメリカでは$9.9ドルから購入できるようです。
旧型との違い
画像を見ながら確認してみます。
新型 Nano Every
旧型Nano
・USBコネクタが、Mini-BからMicroに変わっています。
開発用のホストPCとの接続ケーブルを変更する必要があります。
・LEDの位置が変わっています。ON、LはUSBコネクタの脇に、TX,RXはMEGA4809プロセッサの横にかわりました。旧型のLEDは四つのLEDが並んでいたので、これを利用したケース等は使えなくなります。
・直接基板に半田付けできるように、ピンヘッダの横の基板の端まで端子が来ています。基板に搭載した時に、ギリギリにピンを立てると基板の端の部分が接触してしまい、ヘッダピンの横列は利用できないかもしれません。
・ICSP端子がなくなりました。ここを利用していた場合は、基板のヘッダから取るように変更する必要があります。
・端子のシルクがない。端子の名称が印刷されていないので、別にピンアサインを見ながら配線する必要があります。
・リセットSWの位置が異なる。リセットスイッチの位置が変わったので、旧型のAruduino Nanoのケースやカバーはリセットの穴位置を変更する必要があります。
・水晶が搭載されていない。ぱっと見で旧型に搭載されていた水晶振動子が搭載されていません。もしかしたらクロックの精度が多少変わっているかもしれません。つまりタイミングが微妙に旧型と変わる可能性があります。
・裏面スッキリ。新型は裏面に部品が搭載されていません。実装を低くすることが可能ですが、裏面に部品がある事を想定して実装していた場合、高さが変わるかもしれません。
・ARMプロセッサが搭載されている。USBシリアル変換としてARMプロセッサが新たに搭載されています。この変換部分のドライバがどうなるのか気になるところです。互換機ではCH341チップが利用されていましが、OSが変わった時にドライバが無くてこまりました。
やはり最後のARMプロセッサの部分が気になります。
つづく
Amazon情報
旧型の 純正はこれです。(ちょっと高いけど)
比べてみると、新型とは違いがありますね。