中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週間中ロボ158 水草用ライトの制作 レベル☆

はじめに
以前から家族に頼まれていた、30cmメダカ水槽用の水草育生ランプを自作しました。
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自作方法
以前買っていたフルカラーLEDテープを適当な長さに切って、鉄のバーに貼っただけです。 後はDCプラグをつけて、12VのACアダプターに繋いで終了です。
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点灯させると発熱が結構大きく、温度が50℃を近くになっていたので、30cmの鉄のバーに貼って、タイラップで固定して放熱することにしました。これで40℃くらいです。
消費電力は約5Wでした。一日12時間点灯するとして、21.9Kwh/年になります。お金に直すとだいたい年間569円になります。

 

使用した部品
制作に必要な部品は以下の通りです。

  • LEDテープ25cm 60円くらい 5mのLEDテープから切り出しました。
  • DCコネクター メス 100円 3Dプリンタを作った時の余りです。
  • 30cm金属バー 200円 ホームセンターで購入
  • 12V ACアダプター なにかの余り物
  • タイラップ 3本

12V ACアダプターを除くと、400円くらいでしょうか。

 

仕様
この水草用ライトを仕様で書くと

  • 品名 30cm水槽用LED照明
  • 本体 鉄
  • 発行部長さ 25cm
  • 光源 3波長LED(赤、緑、青)
  • 点灯方式 連続駆動
  • タイマー なし
  • 色調節 なし
  • 輝度調節 なし
  • 消費電力 5W

となります。

 

LEDの点灯方法と寿命について
メダカ水槽の中には今は水草とミナミヌマエビと貝がいるだけですが、三色全てのLEDを連続点灯させていますが、植物は緑色は成長にはあまり要らないようで、また間欠光の方が良く育つとか。そのほうが消費電力も下がるし、発熱も下がるし、LEDの寿命も延びそうです。
良くテープLEDの寿命が短いと言うのクレームがありますが、意外と発熱しているので、今回の様にLEDの温度が低くなる様に、アルミや鉄のフレームに貼ってちゃんと放熱してあげないと直ぐに劣化してしまうと思います。
(まぁ寿命が短くなってもテープLEDならまだまだ沢山余りが有るので、替えはいくらでも作れるのですが、貼り替えたりするのはそれはそれで面倒なので。)
 

おわりに
水槽の温度を上げない様にするには、電流を制限するか間欠駆動にしますが、間欠駆動にするには、Arduinoマイコンで3色のLEDを制御すれば、色調整や輝度調整もできるし、タイマー設定等の機能も追加できると思います。
また、水草の成長に明るさが足りないようなら、バーにもう一列載せられるので、白色LEDテープを付けても良さそうです。
まずは今の状態で水草が成長するか確認してから、次のステップに進もうと思います。

 

おしまい

 

Amazon情報
水草用のLEDランプ 2000〜4000円
買うとなると意外に高くて、またAmazonのレビューを見ると故障しやすかったりもする様です。 

 こっちはリモコンと明るさ調整付きで、タイマーも付いています。

ペットショップで実物を触ってみたら結構熱くなっていました。24時間連続でフル輝度で連続点灯させていたなら、1年半ちょっとで、LEDの何個かが点灯しなくなったり、暗くなっても全然不思議ではありません。基本はある程度連続して点灯させるものなので、買うなら店頭で放熱のしっかりしたものを選んで買ったほうが良さそうです。 

防水LEDテープセット 2000円くらい
リモコンや電源とLEDテープが全部セットになったものでも、2000円程度なので、LEDの寿命を考えたら自作した方が安く上がりそうです。 

 防滴LEDテープ 1200円くらい
これを使用しています。 ちょっと発熱が多いかな。