中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ322 AIの影響 PCの高騰その8 AM5のMBは若干値下がり

つづきに
10月以降筆が止まってしまった理由は色々あるのですが、その一つにAIブームが社会に与えた影響にあると思う。特に自作PCに与えた影響が余りにも大きいので、色々記録に残しておきたいと思います。

つぎにマザーボードあり
PCを自作する場合はマザーボード(以下MBと略す)が必要ですが、中野島ロボットではITXケースを使っているのでMBもITX対応のものを使用する必要があります。
ITX対応のマザーボードは物理的に基盤が小さいので、価格が安いものが多かったのですが、今は逆に数が少ないせいか価格が高くなってしまっています。特にメモリがDDR4以降になって基盤の層数があがり、この傾向が顕著になってきています。
なぜか
理由として挙げられているのは、そもそも購買層が少ないのと、基盤の実装密度を上げるために、基盤の層数を増やす必要があったり、部品の配置を工夫しなければいかなかったり、冷却に気を使う必要があったりするからです。また、GPUがPCI-Eを2スロット以上専有するのが当たり前になったので、物理的にPCI‐Eスロットを一本しか搭載できないITX規格のケースが出て来ないので、それに対応するITX規格のMBもいらないわけです。
じゃあケースを大きいものに変えればということになりますが、一度小さくしてしまうとなかなか大きいのには戻れないのです。
ここにきて
高くなるばかりのPCパーツの中にあって、値段が少し下がっているものもあるのがMBなのです。なぜ下がるのかと言うと、ずばりインタフェースの世代交代です。
搭載されているインタフェースの規格が新しくなると、マザーボードも世代交代する必要があります。
今はPCI-E 5.0となったり、LANが2.5Gbitや5Gbit対応になったり、WiFiが6Eや7に対応したりすると、古い規格のものを搭載しているMBが安くなって行きます。

ASRRockの場合
例としてASRockのAMD MBを上げてみましょう。
A620 チップセットでローエンドモデルで、3.2万円です。これをベースに考えます。

B650 チップセット で2.8万円です。チップセットとしてはこっちの方が上なのですが、安くなっています。

 B650Eチップセットで4.6万円のこれはPCIE‐5.0に対応したモデルです。

B850チップセットで3.5万円です。なぜか上のMBより安くなっています。売れ筋なのか次のモデルが準備されているんだと思います。

X870チップセット6.5万円 いろいろオプションがついています。

結局
いろいろ考えてASRockのB850Iを購入しました。以前は4万円を超えていましたが、B650と変わらない値段になっています。ちなみになぜもう一台AI用PCを必要としてるのかは、最近周りでAI用に使っているとSSDが壊れることが良くあるようなので保険として二台体制が必要と判断しました。それに最新の環境でちょっと試したいことがあるのです。これはバスがPCIE‐5.0対応なので最新のSSDの性能が生かせるし、のちのち GPUを換装する場合にもバスが足を引っ張ることは無いと考えました。

つづきに
MBはモデルにもよりますが、あまりAIブームの影響を受けていないと思われます。
ちなみにAIと中野島ロボットが作っている小さなロボットってあまり関係ないように思われるかもしれませんが、機体のフレームとしてははほとんど開発が終わっていて、後は外装やソフトの問題なので、写真から外装を生成したり、ソフトウェア開発時にAIにアシストしてもらったり、マイコンに乗るAIを作ったりするのに必要なんですね。今や開発にAIは欠かせなくなってきました。
次は忘れてはいけないITXの電源の話をしようと思います。
つづく

購入品情報
中野島ロボットがいまメインのPCで使用しているのはMSIのこの商品ですが、3.3万円と若干値上がりしています。SSDにファンがついているのがポイントですが、PCI-E4.0までの対応なので、最新のSSDの性能が生かせないのがちょっと残念です。

AMDのマザーボードでAmazonでベストセラー一位はこのMBで、B850 チップセットを搭載して5.2万円です。5G LAN とWiFi7の最新のインタフェースに対応しています。