今週のお題「復活してほしいもの」
はじめに
10年以上前に一世を風靡した、シャトル(Shuttle)の Mini ITXケースのK45なのですが、さすがに十年過ぎるとダメっぽい。二台持っているのですが、両方とも電源スイッチの入りが悪くなっていました。
手順
前面パネルを取り外して、電源スイッチの基盤を取り出します。スイッチとLEDしかないので、当然故障箇所はスイッチです。これはDIPタイプのタクトスイッチでした。
基盤を取り外してスイッチをテスターで測定すると、抵抗値が高く不安定です。やはり2台とも電源スイッチの接点不良でした。
半田ごてでスイッチを取りはずし、新品のタクトスイッチを取り付けます。
確認
電源を入れてみます。ちゃんと治りました。
ついでに眩しかった、POWERランプの青色LEDを直径3mmの緑のLEDに換装しました。昔は青色LEDが新鮮だったんですが、眩しすぎます。HDD(今はSSD)はアクセスしたときにしか光らないのでそのままにしておきます。
ちょっと失敗
背の低いタクトスイッチが一台分しかなかったので、普通のをつけて軸を削ろうとしたら、軸の中は空洞でした。結局高さ4.3mmの背の低いタクトスイッチを追加で購入して2台のK45の修理を完了させました。
おわりに
最近ヤフオクでよくこのK45をジャンクで見かけるようになったのは、もしかしてスイッチが入らなくなったからなのではないでしょうか。でもスイッチを修理すれば、これでまた10年くらいは使えそうです。でも中身はラズパイのクラスターになっているかもしれませんね。
おしまい
購入品情報
交換に使用したタクトスイッチはDIPタイプで高さ4.3mmのものです。このセットを買っておけば、とうぶん大丈夫です。
3mm LEDもこのセットなら好きな色が選べます。