はじめに
今日は”パイ焼き"についての昔話です。昔はPCのベンチマークと言ったら、スーパーπで104万桁の計算時間を計っていましたが、今回は RaspberryPi 4B+に104万桁の円周率を計算させてみました。パイと言っても円周率のことです。
いきなり結果発表
RaspberryPi Model 4B+ 1.5GHz OS 64ビット 104万桁 7秒!
・・・ 速くね!!!?
最近の結果
最近はスーパーπはPCのベンチマークとしては使わていないのですが、Memorvaさんのページに、うちの現役CPUと最近のCPUのパイ焼き結果が出ていました。
中野島ロボット的に気になる所を抜き出すと
AMD Phenom Ⅱ x6 1090T 19秒 (うちの10年選手のPC)
AMD Ryzen 5 3600(Zen 2) 12秒(買おうとしていたやつ)
Intel Core i5-11400F (Rocket Lake) 7秒(表中の最速PC)
でした。
以前計った結果を見直して見たら
AMD PhenomⅡ X6 1090T 3.2GHz 104 0:19 2011/12/03 TB3.6GHz
だったので、Memorvaさんと同じ19秒でした。つまりこの計測値は信頼できると考えました。
なおスーパーπはここから今でもダウンロードできます。
www1.coralnet.or.jp
パイを焼くとは
CPUが焼け焦げるほどオーバークロックしてぶん回して、パイ(円周率)を計算させるので、”パイ焼き” と言っていました。そして本当にCPUが焼け死んでしまうこともあったんですね。
ちなみに中野島ロボットの今の普段使いのPCは AMD Athlon 5350 2.05GHz で32秒でした。
種明かし
スーパーπのソースコードがネットを検索しても見つからなかったので、別のソースコードを使って計算させたもので、アルゴリズムが違います。しかし、円周率を計算させるのが目的(趣味)なら、プログラムはどれを使ってもいいはずです。
ちなみに、ラズパイOSは64ビットですが、オーバークロックもしていないし、全然チューニングもしていないので、結果はまだまだ伸ばせそうです。
おわりに
ホントは Raspberry Pi Picoの性能を計るために、何か良いベンチマークは無いかと探していて RPi4Bで実行してみたら、あまりに速くてびっくりしたので記事にしてみました。
パイを焼くならラズベリーパイ!
あんまり本気で検証していないので重大なミスをしている可能性もありますが、手順はどこかでアップします。
パイを焼くならラズベリーパイ!
大切なので二回言っておきます。手順が気になる人は下の星を沢山押して下さいね。
おしまい
購入品情報
おっとAmazonでは4GBは入荷未定ですか。8GBも高騰しています。
楽天ならまだ買えそうですね。