中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ69 続々到着 超能力開発マシン5

夏休み前に頼んでいたロボットの部品が続々到着しています。中野島ロボットが購入したのは、1,680円の東亜産業の「マインドテック ユーボート」です。脳波でドローンをコントロールできるのだとか。

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動作実験 
1.目を閉じると良く飛ぶ

僕の脳からもα波が出ているんでしょうか。
と言うか目を閉じると、眼筋が働かずにノイズが減るのではないかと思います。

 

2.高度コントロールが微妙
高度コントロールを搭載していて、高さが制限されるとあります。中野島ロボットの家の天井は高くて2.7mなんですが、その天井に当たることがありました。
日本の普通の家なら2.4mくらいなので、当たると思います。高度を維持するのは何のセンサを使用しているのか気になります。(分解したときに確認して見ます。)

 

3.なんとなく再現性がない

飛ぶこともあれば、飛ばない事もあります。なんだか集中力には関係ない気もしてきました。

 

4.横に飛んだら危険
斜めに飛び始めると危険です。羽が畳まれた状態から回転して飛び始めるので、離陸時に斜めに飛び始めると部屋の中をコントロールも効かず勢いよく飛んでいって壁にあたって落ちました。あわててβ波が出ていたせいか、”やばい”と思って反って集中してしまいα波が出てしまったのかもしれません。本体は軽いとは言え、ガラスとかを飾っていたら危険だと思います。こうなると止める方法もありません。

 

5.ヘッドバンドの電極がちゃんと当たらない。
電極がヘッドバンドから少しへこんだ所についているので、結構バンドをきつく締めないと電極が浮いてしまうと思います。電極が少しでも浮いてしまうと、いくら念じても当然全く反応しません。(電極が付いていませんよ~とかのアラームは出ません。)

 

6.足でも反応する?
この手の脳波関係のグッツは、足に巻いても反応するというオチもあるようなので、一一応太ももに巻いてみました。全く反応しませんでした。
太ももでも、筋電と心電は拾えると思うので、やはり脳波を拾っているのかもしれません。太ももの筋肉をピクピクさせてみましたが、反応しなかったので、筋電に反応している訳では無いようです。

 

結論

なんらかの脳波的なものを検知しているようです。センサとしてなら使えそうです。 

  

おわりに 

これは”脳波のようなもの”でドローンを飛ばすと言うパーティグッズです。話題作りにどうぞって感じです 。
お前の脳波は弱いとか、集中力が足りないとか、一番高く飛んだとか、みんなと変わり番こに、ワイワイ、ガヤガヤしばらくは盛り上がることができるでしょう。

但し、コツがあるのでいきなり箱から出して始めるのではなく、動作確認をすることをお勧めします。(あと充電も事前に必要です。)

実際に脳波を正しく検出しているのかはちょっと微妙です。ただ反応はしているようなので、ヘッドバンド部分は、脳波センサの部品としては使えると思います。

また、このドローンは赤外線誘導方式なので、赤外線のパターンを解析すれば、Arduinoから飛ばせるようになるはずです。脳波により右に行けとか、前に行けとかコントロールできたらそれはすごいと思いますが、この商品はただ上昇と下降のみで横に移動する事はできません。まあそこは今後の「中野島ロボット」の開発課題です。

 

おしまい

購入品情報

脳波のようなものでドローンを飛ばすパーティグッズです。話題作りにどうぞ