はじめに
Windows10がまさかのこの時期にアップデートが配信されました。
狙い撃ち?
Windows 10バージョン 1903 がMicrosoftからリリースされていましたが、今頃家に届きました。うちはWindowsマシンが多いので、まさかの夏休み中にアップデート地獄に陥っています。たしかにほとんどの会社が夏休み中のこの時期なら、無用な初期の混乱は無いかもしれませんが、休み中も仕事がある人は、急にパソコンが一日使えなくなったら大変でしょうね。
アップデートにかかる時間
ダウンロードして再起動を待ったり、ディスク容量が無くて開けたりするために、一台アップデートするのに結局一日(24時間)かかる程度です。
我が家の場合はスティックPCを3Dプリンタ専用端末にしていたり、TVにつないでYoutube端末にしていたりするんですが、相変わらずアップデート中の%表示がいい加減だったり、途中で止まったりして5台もあると大変でした。
なにが変わった?
見た目ではディスクトップの背景の色が、少し明るい青に変わりました。取り敢えず普段使っているソフト(Arduino IDE/Gimp/Movie Maker/OpenSCAD )で使えなくなっているものはなさそうです。
朗報はアップデートの機能が強化されていて、次のアップデートから、他のPCがアップデートしたらそのダウンロードを利用できる機能が追加されています。ダウンロードも結構時間がかかるので、短縮が期待できます。(但し、PC二台が同時に使えなくなる時間ができるかもしれません)
また、アップデートの一時保留ができるようになって、朝起きたら再起動されていたり、勝手にアップデートが始まって重くなったりすることが無くなったようです。
”3Dプリンタ造形中のアップデートの悲劇”が減ることでしょう。
アプリもアップデート
Windowsアプリもそれに伴って、変更されているようで、バージョンが上がっています。Arduino IDEもバージョン1.8.9にアップされました。Arduino IDEとストア版Arduino IDEとはバージョンが異なる事がありましたが、今時点ではどちらも1.8.9で一致しています。一点注意することは、起動時にJavaの警告が表示されるので、Yesを選択することと、Arduino IDEがアップデートをされると、普段使っているArduino Nanoの設定が元に戻ってしまうので、ツール→プロセッサから”ATmega328P(Old Bootloader)” の設定を再度行う必要がある事くらいです。
Microsoft 3D Builder の変更点
そして今回3D Builderもアップデートされています。サポートしないと表明してからも更新を続けてくれているのはありがたいです。で変わった所で気付いたのは、見栄えに関係する”アプリのカラーモード”にシステム設定の使用が追加されています。
ちなみに表示されている3Dモデルは、JAXAの「ミネルバ2-1A」です。
それから、挿入するオブジェクトのメニューに表示されている規定の立方体や円柱の色が抜かれた所です。変更前は立方体が緑、円柱が水色とかの色がついていました。
次回のアップデートでメニューからオブジェクトを挿入しても、色がついていない状態になる布石かもしれません。(それならこの変更は歓迎です。)
期待している同一素材でオブジェクトを一括選択する機能は、今回も復活しませんでした。次回に期待ですね。
Paintも生き残りました
Paint3Dに統合されて、いつかは無くなると言われていたPaintも今回も生き残っています。またどうやら今後も生き残るようです。
同様に Microsoft 3D Builder も末永く提供してくれることを望みます。
おわりに
夏季休暇明けに各所で悲鳴が聞こえてきそうです。(特に実家の親父さんから)
おしまい