忘れてないですよ!おっさんドミネータ!
設計の開始
だいたい一軸でもそれなりに動かせそうなので、軸の動きだけでも考えてみます。
大きさ
あまり大きくすると印刷に時間がかかるので、小さなモデルで動きを確認しようと思います。使うサーボモータはSG90クローンのMS18とします。このサーボなら安全機構が無いので、ストッパに当たるまで、180°以上回転させることができます。
左右の動きが必要なので、両軸改造を行う方が良いのですが、ここは、まず片側のみのモデルで動きを確認することにします。
いつものように
ザックリ設計書を書いてみました。見る人がみれば、これがドミネータだと判って、どこにどう機構を配置するのか判ると思います。
(といっても、ほんとざっくりすぎ)
一応
書いた 本人が判らなくなるの困るので、解説しておくと
・弁当箱の蓋の回転軸の下にMS18サーボモータを配置する(SG90でも良い)
・弁当箱の蓋は回転初期に浮かせる。(浮かせるついでにフィンを立てる)
・ホーンを使って、弁当箱を押し下げる。回転軸はトリガーの下とする
・ホーンを使って、リンクを押し上げる。リンクを使って箸箱を上に押し上げる
・箸箱は上に押し上げられると、開くようにする(引き込むと花のように閉じる)
と言ったイメージ図です。
試作素材について
もっとも手軽な試作素材は紙です。まずは紙でイメージを作ってみます。ハサミやカーターとカッターマットテープなどあれば、あとは素材の段ボールか100均のウレタンシート等あれば、それを使っておおよその構造を作ります。そして”ここにモーターを置く”とか、”ここに軸を配置する”とか考えて、あとはコルクマットの上で切った試作品の軸をピンで止めてみれば、なんとなくモデルの動きや、平面的なイメージはつかめると思います。あとはテープで止めるとかすればそれなりの物ができ上がるはずです。
3Dプリンタがあるのでは?
3Dモデル作って、印刷すれば良いのではと思うかもしれませんが、3Dプリンタのモデルは簡単とは言え、モデリングにも意外と時間がかかるし、3Dモデルの印刷にも結構な時間がかかります。これくらい単純な形状でザックリな設計だと、まずは手作業の方が早いと思います。
つづく
購入品情報
カッティングマットは100均のでも良いのですが、少し高いですが、自己治癒タイプのカッティングマットというものがあります。
中野島ロボットは、モノタロウで9Seaと言うメーカのA3のマットを購入してつかっていますが、Amazonでもこのタイプのカッティングマットは1500円程度で購入可能です。
100均のものは柔らかくて、一発でカッターの刃の跡がマットに残りますが、このマットは5層構造で、適度な硬さで綺麗に切れて、カッターの刃の跡がマットにも殆ど残りません。厚みも硬さもあり使いやすいです。
ATPWONZ カッターマット A3 カッティングマット 5層シート構造 両面印刷 傷自動癒合機能 300×450×3mm グリーン
- 出版社/メーカー: Atpwonz
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こっちはA4で、このメーカのA3を使っていますが、Amazonでは取り扱いが無いようです。
ランフィー 9Sea A4 セルフヒーリングカッティングマット両面彫刻ボードマニュアルモデルステーションパッド300x220mm
- 出版社/メーカー: Lanfy
- メディア: その他
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