中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ57 ドミネーターの変形 その5

今年のGWは引越で3Dプリンタが使えないので、オッサンドミネータの変形を考えていました。 

前回は、大まかな部品をモデル化して3Dモデルで並べてみました。

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 変形のまとめ

ここまでの変形は、スライド二か所と回転二か所でなんとなく行けそうだという事が判ります。

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分析したドミネータの動きをまとめると

・弁当箱の蓋(灰色)はほぼ真ん中に回転軸がある。

・弁当箱(緑色)はトリガーの下のヒンジに回転軸がある。

・箸入れ(濃赤)は斜め上にスライドする。

・撃鉄(オレンジ)は斜め上にスライドする。

となります。

 

弁当箱の蓋と弁当箱の軸と回転方向、そして箸入れと撃鉄のスライド方向を図に重ねてみます。

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横から見たら、これだけでも、きびきび動けば何となくドミネーターの変形ぽくなると思います。まずはここから初めてみます。

  

実現するには

この動きをモーター一個で実現したいと思っています。ドミネータの厚みに入るのはSG90やMG90Sといったマイクロサーボぐらいです。また、マイクロサーボで十分な回転力があるかも問題になります。そこでここからは思考実験をしてみます。

 

思考実験とは

手を動かさず頭の中で考えることです。こう言うと”ただ妄想しただけ”というよりちょっと格好良い言い方です。では思考実験を開始します。

 

つづく

  

購入品情報

マイクロサーボを使うことになったら、とりあえず格安金属ギアサーボを使うつもりです。