忘れてないですよ!おっさんドミネータ!
思考実験のつづき(妄想とは言わないで)
次にそれぞれの動きを一軸の回転運動で、どう実現するかを考えてみました。
左右の動き
箸入れは真ん中で割れて左右に開きながら斜め前に動いて行く、一見複雑な動きに見えます。しかし移動方向(ベクトル)を考えれば、単純に一直線で動いてます。
つまりベクトルの方向に溝さえ切っておけば、後は箸入れ押せばこの動きは作れるはずです。
逆から考えてみる
回転を考える時は、後ろから考えても良いかもしれません。つまり、ドミネータのノンリーサルモードへ戻る時の映像を参考にしてみました。
ドミネータの弁当の蓋についている”エラ”のような冷却フィンは最初は、がっちりはまっていて、動かすのが難しそうですが、きっちり止まっているところから変形して行くのでは無く、最後にきちっと収まるという風に考えることができます。冷却フィンを起こす動作を作るのではなく、適当に開いている所から最後にきっちり引き込む動きになります。
多少のばね機構を使ってロックを外すと、”エラ”がかってに開くようにしておいて、回転の初期にロックを外すと開いて、逆回転時は最後に爪で引っ掛けて戻すようにしてもぴったりはまりそうです。
でも良く考えたら、窓のルーバーと同じ動きなので、意外と単純な機構で開閉できそうです。
弁当箱本体の動き
弁当箱の本体は少し下に動くだけに見えますが、実はこれも少し厄介です。弁当箱の蓋とは軸の回転方向が逆になっています。そうはいっても、トリガーの下にヒンジがあるので、サーボモータの回転軸からラダーのように、棒を突き出せば行けそうな気がします。
ここでも少し逆から考えてみます。ついつい弁当箱の蓋の先端側を見てしまいますが、L型のサーボホーンを作れば、回転の最後に下向きの動きを作れそうです。回転初期に動かすには、少し難しくはなりますが、どこを押すかを考えれば下向きの動きを作り出すことができそうです。
そろそろ
妄想を抜け出して、軸の部分だけでも3Dモデルを作って、思い通りに動くのか確認しても良い頃かもしれません。
なんとなく
おっさんドミネータの変形、行けそうな気がしてきました。
安価なサーボモーターを大量に使って、それぞれの動きを別個に動かす力技を考えて、サーボモータを大量購入してしまいましたが、無駄になりそうです。
(いや、おっさんミネーターを増産できるという事か)
つづく
購入品情報
色もドミネーターの黒に合わせて、大量購入したサーボモータです。180°以上動かせます。