中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ46 PETGカーボンフィラメントその3

ずっと気になっていたPETGカーボンフィラメントを遂に購入しました。自作の3Dプリンタ Rostock Nanoで確認しています。

 

テスト印刷

まずはこのモデルを印刷してみます。

www.thingiverse.com

これはカーボン柄の50mm×50mmのシートを印刷するもので、なんちゃってカーボンを作るものです。PETGカーボンフィラメントを使って、本物(といってもカーボン含有率は少ないのですが)のカーボンシートを印刷してみます。

 

Repetier-HostでのPETGの標準設定で、0.8mmのノズルがついている Rostock Nano で印刷してみます。

 温度 235℃

 品質 0.25mm

 速度 40mm/sec

 インフィル 30%

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さすがに0.8mmノズルなので詰まる事はありません。やはり繊維質が多いのか、ノズルからぼそぼそ出てきます。

  

印刷結果

色はカーボンブラックでは無く、あれ?どう見ても「グレー」です。

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造形されたものは、テカテカツルツルではありませんが、ラメのような光沢感があり、マットな仕上がりにはなりませんでした。 

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強度は本物のカーボンシートには恐らく全くかないませんが、強化PLAに比べると軽く、強度がある感じです。軽く曲げても割れることはありません。(グニグニやると割れます)

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ちょっとノズルが太すぎるのか、温度が低すぎるのか隙間が目立ちます。

 

つづく

 

 購入品情報

期待のPETGカーボンフィラメントです。送料込みで4148円でした。

こっちはPLAで少し安くて、送料込み3099円です。(中野島ロボットは持っていません)