3Dプリンタで作る吉野式二足歩行ロボット「ArduiroidOne」の作り方を4週に分けて公開して行きます。
Day2 印刷
Day1で注文した部品が届く間に3Dプリンタで二足歩行ロボット「ArduiroidOne」の部品をダウンロードして印刷します。
3Dモデルのダウンロード
3Dモデルは以下の中野島ロボットのサイトからダウンロードして下さい。
https://www.thingiverse.com/thing:4138407
このサイトはとても人気があって重くて繋がり難いときがあるので、接続に失敗するようなら時間を空けて試してください。(どうしてもThingversからダウンロードできないときはコメントをくれれば、なんとかします。)
右の「DOWNLOAD ALL FILES」を押します。
ライセンス表示とともにZIPファイル形式の3Dモデルデータのダウンロードが始まります。Dropboxの広告がポップアップしてきて、右側の説明は英語ですがライセンス条項でので、さらっと読んだら右上の✖で消して下さい。個人利用ならリミックスも改変もモデルの利用も無料ですのでご安心を。
もし印刷したらスマホから写真を投稿して下さいって書いてありますので Make!に投稿して応援をお願いします。(Make!に投稿してくれると通知が来るのでやる気がプラスになって、そのモデルの作成の優先度が上がります。)
ZIPファイルの展開
ダウンロードしたZIPファイルを展開して下さい。filesフォルダの中にSTL形式の3Dモデルが格納されています。
ファイルリスト
プリントする部品は以下の通りです。
1-1 HeadUpperSHARP.stl
頭部の3Dモデルデータです。SHARPの赤外線センサを使用する場合に印刷します。
1-2 HeadUpperUS-015.stl
頭部の3Dモデルデータです。US-015の超音波センサを使用する場合に印刷します。
2 HeadUnder.stl
頭部の下側、首根っこの3Dモデルデータです。
3 FrontSide.stl
胸部の3Dモデルデータです。
4 BackSide.stl
背中の3Dモデルデータです。
5 Arms.stl
腕の3Dモデルデータです。
6 Hands.stl
手の3Dモデルデータです。
7 ServoArmWithHole.stl
腰部の上側の3Dモデルデータです。
8 ServoMount.stl
腰部の下側の3Dモデルデータです。
9 Hip.stl 臀部の3Dモデルデータです。
10 Knees.stl
膝の3Dモデルデータです。
11 Feet.stl
足の3Dモデルデータです。
使用するフィラメント
普通のPLAフィラメントで印刷しています。強化PLAフィラメントだと粘りがあって反りやすいので普通のPLAフィラメントがお勧めです。もちろんPETGフィラメントでもきれいに印刷できます。
もし、余裕があるならカーボンフィラメントでも良いと思います。どうやら海外ではタミヤのミニ4WD用の強化プレートの入手が難しいようです。なので、カーボンフィラメントでこの部分を造形する予定です。
3Dプリンタの印刷設定
3Dプリンタにもよると思いますが、中野島ロボットが使っているidBox!や RostockNanoでは以下の設定を基本として印刷しています。
品質 0.2mm
スピード 40mm/sec~50mm/sec
インフィル 20%
精度を気にする必要があるのは、脚部の9,10,11のパーツはこの設定で印刷して下さい。
腕と腰部パーツ(5、7、8)は、特に強度が必要なので、プリンタの設定によってスカスカしているようであれば、
品質 0.2mm
スピード 40mm/sec
インフィル 80%~100%
で印刷して下さい。
それ以外の部品は品質を下げて、スピードを上げて印刷しても良いかもしれません。
品質 0.25mm
スピード 50~60mm/sec
インフィル 20%
つづく
Amazon情報
PLAフィラメントならこれがおすすめです。色は原色が使いやすいと思います。
PETGフィラメントならこれがお勧めです。 このPETGフィラメントを使っています。
カーボンフィラメントなら以下がおすすめです。 今使っているものとは違いますがPRINLINEの普通のPLAを使っていたので、次に買うならこれにする予定です。
このPETGカーボンフィラメントを使っています。