中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ60 PLAカーボンフィラメント その3

少し前に買っていたPLAカーボンフィラメントの評価を行います。自作の3Dプリンタ Rostock Nanoで確認しています。

 

つづき

最近失敗したり、延期になったりしているスペースXのクルードラコン宇宙船のモデルを印刷してみます。

www.thingiverse.com

このモデルは1/2のサイズ(実寸では1/200)でしか印刷していませんでした。モデルを作った時の強度の確認をするために、1/1(実寸では1/100)として、フィルなしで印刷してみます。

印刷設定は、サポート無し、積層0.35mm、インフィルなし、温度205℃、速度100mm/secで印刷してみます。

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たしかにPLA設定でもそこそこ綺麗に印刷できました。 

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このPLAカーボンフィラメントは、ベッドへの食いつきが良く、剥がすのが大変でした。

最初に印刷した1/2と比べるとこんな感じです。

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綺麗に造形するために羽の途中で、印刷速度を75mm/sec、先端で50mm/secに手動で落としました。

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26分33秒で印刷できました。0.35mmで造形するとさすがに早いです。
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層間の融着も良く、強度も十分です。色はやっぱりグレーですね。

 

つづく

 

購入品情報

PLAカーボンフィラメントを評価しています。