中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ60 PLAカーボンフィラメント その2

少し前に買っていたPLAカーボンフィラメントの評価を行います。自作の3Dプリンタ Rostock Nanoで確認しています。

 

つづき

それでは印刷して見ます。まずはいつもの有名なロボットです。

www.thingiverse.com

印刷設定は、PLAと同じでヘッド温度205℃、品質0.2㎜、速度 40mm/secです。 f:id:nakarobo:20190608103406j:plain

 やっぱり、フィラメントと同じで、色は黒と言うよりグレーですね。

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0.5㎜のノズルを使っているので、この精度ならまずまずです。少し垂れているので、もう少し調整が必要かもしれません。

 

比較

左からPLA、PLAカーボン、PETGカーボンです。 

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光の加減があるので、並びを変えてみましょう。左からPETGカーボン、PLAカーボン、PLAです。

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やはりフィラメントと同じで、PLAカーボンが一番グレーに見えます。

 

つぎにこれも有名なRookで確認してみます。

www.thingiverse.com

サイズは 70%に縮小していますが、印刷設定は同じです。

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0.5㎜のノズルを使っているので、この精度ならまずまずです。
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階段も綺麗に表現できています。少し硬いのかもしれません。 

 

 

導電性フィラメントとの比較

これまでで一番綺麗に造形できた導電性フィラメントと比較して見ます。

 

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左からPLA、PETGカーボン、PLAカーボン、導電性フィラメントです。

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やはり 導電性フィラメントの黒さとマット感が際立ちます。

 

 

つづく

 

購入品情報

比較に使っているのは、SHINAの PETGフィラメントですが、調子が良いので、SHINAのPLAカーボンも良さそうです。