中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ46 PETGカーボンフィラメント その6

ずっと気になっていたPETGカーボンフィラメントを遂に購入しました。自作の3Dプリンタ Rostock Nanoで確認しています。

  

設定変更 

フロー調整の結果、だいぶ良くなりましたが、まだ ちょっと垂れてなんだが表面がプチプチしているので、温度を調整して行きます。

温度を多少下げても層間結合の強いPETGなので、積層間で剥がれたり割れたりすることは無いはずなので、温度を下げて行きます。

 

いろいろ確認した結果、

 温度 200℃

 フロー90%

でも印刷できました。  

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まあまあかな?

 

他のフィラメントの造形物とならべてみます。

左から、強化PLA、PETGカーボン、導電性フィラメント

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光の加減があるので、並びを変えてみます。

左から 導電性フィラメント、PETGカーボン、強化PLA

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冬は設定温度を”低く”ですね。

 

調整完了

ここまで来るまでに、結構かかりましたが、だいたい良さそうです。

これをベースに造形物に応じて調整して行けば良いと思います。

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左から右へ調整して来ました。

一番左の、0.8mmノズルです。ノズルを0.5mmに変えて、フローを変えて、温度を上げたり、下げたりしながら調整して来ました。

写真では判りにくいのですが、温度を下げる程、色も黒くなって行きました。

 

表面材としてもまずまずの精度が出ています。色もだいぶカーボンぽい黒さになりました。f:id:nakarobo:20190302131442j:plain

ロボットを斜めに回転させて造形しているのは、Rostock Nanoの冷却ファンの風を正面から当てる為です。この二号機は30mmファンが高速タイプではないので、少し風量が足りていなくて、裏には風が回っていません。(5015ターボファンに換装したら、再度確認してみます。)

  

最初に戻って

設定がある程度決まった所で、最初のカーボン柄を印刷して見ます。

設定

 温度 225℃
 品質 0.1mm

 速度 30mm/sec

 インフィル 100%

造形物が薄くてだまだまになったので、少し温度を上げました。

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まずまずです。

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まあまあ均質で柔軟性もあります。

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フローが若干不足しているかもしれません。

なお、カーボン含有率は色からして高くないようなので、センサの遮光等に使うには、ある程度の厚みが必要かもしれません。

 

つづく 

 

 

購入品情報

PETGカーボンフィラメントです。だいぶ良くなってきました。