ずっと気になっていたPETGカーボンフィラメントを遂に購入しました。自作の3Dプリンタ Rostock Nanoで確認しています。
設定変更
フロー調整の結果、だいぶ良くなりましたが、まだ ちょっと垂れてなんだが表面がプチプチしているので、温度を調整して行きます。
温度を多少下げても層間結合の強いPETGなので、積層間で剥がれたり割れたりすることは無いはずなので、温度を下げて行きます。
いろいろ確認した結果、
温度 200℃
フロー90%
でも印刷できました。
まあまあかな?
他のフィラメントの造形物とならべてみます。
左から、強化PLA、PETGカーボン、導電性フィラメント
光の加減があるので、並びを変えてみます。
左から 導電性フィラメント、PETGカーボン、強化PLA
冬は設定温度を”低く”ですね。
調整完了
ここまで来るまでに、結構かかりましたが、だいたい良さそうです。
これをベースに造形物に応じて調整して行けば良いと思います。
左から右へ調整して来ました。
一番左の、0.8mmノズルです。ノズルを0.5mmに変えて、フローを変えて、温度を上げたり、下げたりしながら調整して来ました。
写真では判りにくいのですが、温度を下げる程、色も黒くなって行きました。
表面材としてもまずまずの精度が出ています。色もだいぶカーボンぽい黒さになりました。
ロボットを斜めに回転させて造形しているのは、Rostock Nanoの冷却ファンの風を正面から当てる為です。この二号機は30mmファンが高速タイプではないので、少し風量が足りていなくて、裏には風が回っていません。(5015ターボファンに換装したら、再度確認してみます。)
最初に戻って
設定がある程度決まった所で、最初のカーボン柄を印刷して見ます。
設定
温度 225℃
品質 0.1mm
速度 30mm/sec
インフィル 100%
造形物が薄くてだまだまになったので、少し温度を上げました。
まずまずです。
まあまあ均質で柔軟性もあります。
フローが若干不足しているかもしれません。
なお、カーボン含有率は色からして高くないようなので、センサの遮光等に使うには、ある程度の厚みが必要かもしれません。
つづく
購入品情報
PETGカーボンフィラメントです。だいぶ良くなってきました。
SHINA 炭素繊維充填 PETG フィラメント 1.75 mm 3Dプリンタ材料 黒 1KG(2.2LBS) スプール
- 出版社/メーカー: SHINA
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