はじめに
今年の冬休みはいろいろな故障品を修理したり、新しく購入したPCをセットアップしたりしましたが、やっと忙しかった期間が終わりました。今回はそんな修理品のレポートです。
ダイソン掃除機のバッテリー交換
2012年に購入した掃除機のダイソン DC35HMが故障したので修理を行いました。
現象
家族からはダイソンの掃除機が壊れて1分くらいしか使えないとのことでした。確認すると満充電から数分でスイッチが切れてしまいます。しばらくするとまた数分使えるのですが、数回繰り返しているとバッテリー切れになり、トータルで数分しか掃除できなくなっていました。
原因
この現象は以前にも経験があり、バッテリーの不良が疑われます。ダイソンのオンラインストアを見ると、純正バッテリーは6600円ですが、日本では購入できなくなっていました。
アマゾンの購入履歴を確認すると前回も互換バッテリーに交換して修理したようです。互換バッテリーは容量が大きい割には純正品の数分の1の価格で購入できます。
ただ、DC35には前期型と後期型があり、うちのはネジなしでバッテリーが交換できるボタン脱着式のType A前期モデルです。
修理
修理といってもボタンを押して、バッテリーを取りはずし、購入した新しいバッテリーに交換するだけです。
後期型はネジ式になっているので、もしかしたらバッテリーと本体との接点不良が発生しないように改良されたのかもしれません。バッテリー交換しても症状が直らない場合は、接点のバネが弱っているのかもしれません。(今回は接点も奇麗だったので何もせず)
動作確認
スイッチを入れると普通に掃除できるようになりました。バッテリー容量が増えたせいか充電が切れるまで掃除できなかったので、大丈夫だと思います。純正のバッテリーは1300mAhですが、以前交換したものは2000mAhで、今回購入したものは、4000mAhと、純正の3倍の容量になっているので、純正が連続15分だったので45分は使える計算です。
バッテリーが大容量になったので充電時間は伸びましたが、6時間程で無事充電も完了しました。充電中にACアダプタやバッテリーの異常な発熱も無いようなのでこれで修理完了です。
おわりに
ダイソンのクリーナーは本体が高いイメージがありますが、こうして10年以上たっても交換部品が手に入るので、修理して使えば結局は安上がりになるのかもしれません。12年使ってきたのですがまだまだ使えそうです。こんな修理しながら長く使える製品を日本の電機メーカーにも頑張って開発してもらいたいものです。
おしまい
購入品情報
ダイソンの掃除機は壁に穴をあけて固定するのですが、壁に開けたくない場合は、クリーナースタンドを使用するときれいに収納できます。
DC35に対応するものは減っていますが、これは対応パーツでDC35にも使えました。