中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ232 ダイソンの掃除機 ストッパー修理

はじめに
今日はダイソンの掃除機のダストカップのアタッチメントを固定する部分を修理しました。本体とアタッチメントを止めるストッパーのバネが効かなくなっていました。

原因
掃除機を倒した時に、ストッパーの爪が片方折れてしまったようです。そしてバネがはずれて、使えなくなっていました。周りを探すと小さなバネが落ちていたので、それを使って修理してみます。

修理方法
折れた爪の方に2mmの穴を開けます。

開けた穴に1.75mmのPETGフィラメントを差し込みます。この部品の

材質はABSなのですが、ABSフィラメントではなく丈夫なPETGフィラメントを使います。

後はフィラメントを温度調節機能付き半田ごてを200℃に設定して、溶かしてくっつけます。

やすりで削って爪の形を整えて完成です。
動作確認
修理した部品を元に戻して押してみます。


バネの力で返ってきました。大丈夫そうです。

おわりに
修理がうまく行かなかったら、3Dプリンタで部品を造形するつもりでしたが、簡単な方法で修理できたので、これで年末の掃除に使えます。爪が折れただけで部品を買い替えるのはちょっと残念なので、修理できて良かったです。

Amazon情報
購入して3年くらいかな。

修理に使用した半田ごてです。200℃から500℃まで温度調整できます。プラスチックに使う時は、200~250℃くらいなら焦げづに溶けるだけです。

ダストカップごとならAmazonで購入できるようです。