中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ217 夏休み準備 その1

今週のお題「夏物出し」

はじめに
毎年連休前になるとロボットのアイデアをノートに書き溜めて、ロボットの部品を用意して休みを待つのですが、2022年のゴールデンウィーク前は仕事が忙しくてその暇がなく、ゴールデンウィーク中は「ちいさいロボット」の超音波センサー問題にかかりっきりになってしまって、ロボットの部品を購入できていませんでした。ゴールデンウィーク後にやっと発注した部品が、届き始めたのでちょこっと紹介します。
中野島ロボットの今年の「夏休みの工作」が少し垣間見れます。

1. AWG28シリコンワイヤー
ロボットとマウスの配線用にAWG28のシリコンワイヤーを購入しました。

もちろんロボットの配線に使うのですが、死蔵されているラズパイマウスに使えないかと思っています。ラズパイマウスはケーブルが硬いためとても使いずらいものですが、時々ワイヤーマウスが必要な時に出して使います。マウスの線をバラ線に換えるととっても快適になるとか言われているので、試して見るつもりです。

2. TOWER PRO 純正SG90
「ちいさいロボット1号」で在庫を使い切ってしまったので追加で10個購入しました。これで「ちいさいロボット2号」の開発が開始できます。


やはり互換サーボは特に低電圧時の挙動が異なるので、最近は高くても純正のSG90を使用しています。

少しお得な5個セットは長期連休前になると在庫切れになってしまいますが、今は回復しているのでチャンスです。

3.Seeduino XIAO RP2040
「ちいさいロボット1号」にはXIAOを使いましたが、ラズパイピコと同じCPUのこれを購入しています。

このピン数だとCPUがちょっとオーバースペックのような気がしますが、値段がXAIOと殆ど変わらないのにフルカラーLEDやスイッチがついています。

XAIO RP2040はCPUが強力で、かつデュアルコアなので、片方をロボットの制御に、片方を人工知能を乗せることも可能だと思っています。

また、XAIOのボードライブラリはラズパイ上のArduino IDEに対応しておらず、代わりに他のボードのライブラリを使用する必要がありますが、これならラズパイピコと同じ開発環境でプログラムが動かせるはずなのですが。。。。(うまくいっていない)

4. TYPE-Cリチュームバッテリーチャージボード
中野島ロボットのロボットの電源は、基本は安全なニッケル水素電池を4本使っていたのですが、ちいさいロボットがサイズ的には限界です。リチュームイオン電池は扱いを間違うと危険で、秋月電子でも取り扱っていませんでしたが、やっと使えるめどが立ったので購入しました。ほんとは新型のTP4057を使った、PD対応の方が欲しかったのですが、まだ高かったのでこちらにしました。

また、これでカマキリ型ロボット「かまつき」が大きく前進です。この造形は無駄にしたくなかったので、単三のニッケル水素電池で動かすのはあきらめて、リチュームイオンとXAIOで実現します。

www.nakarobo.com

歩行の原理は「ちいさいロボット1号」と同じなので、同じプログラムで少し数値を変えるだけで動くはずです。ただ今のままだと機体が軽量過ぎてカマにつけたマイクロスイッチが反応しないのでそこは変える必要があるかな。うまくいったら3Dモデルを公開します。

5.ヴァイオレット・エヴァーガーデン 公式設定集
ついに入手しました。どうやら増刷できたようです。一時は3倍の転売価格になっていましたが、やっと中野島ロボットの予算でも買えるようになりました。

「りょうわんの左手」はヴァイオレットちゃんの義手をモチーフにして作ろうと決めていました。といっても手首から先ですが。。。

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こんなきれいな造形はできませんが、雰囲気は大事なので熟読中です。

つづきに
今回はAmazonで購入できる部品を記載しましたが、秋月電子で購入した部品も届いたのでそのうち記載しようと思います。しかしやりたいことが多すぎるな。。。。

つづく