はじめに
相変わらず無線マウスの消失続きで普段使いPCとしては使えないラズベリーパイ4ですが、ラズパイ純正キーボードと純正マウスを購入しました。
なんで?
ラズパイのOSの出来はひどく、あまりに無線マウスを消失するので、しばらく有線マウスを使っていましたが、なんとか使える環境が整いました。
(といっても、キーボードとマウスがまともに使えるようになっただけなので、普段使いのPCやロボット開発に使うにはまだまだ程遠い状況です。)
今まで使っていたのは、いろんなところでラズパイにお勧めされている、Logitechの無線キーボードとマウスのセットで、Windows時代から使っていて、とってもお気に入りなのですが、RPi4ではマウスが良く消失します。32ビット版のラズパイOSだとひどく、一日一回は消失します。64ビット版だと一週間に一回くらいです。ものすごくたまにですが、キーボードも消失しました。
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- 発売日: 2016/09/15
- メディア: Personal Computers
(もちろんWindows10では、電池切れ以外で消失したことはありません)
有線キター
そんなこんなで、だましだまし使っていましたが、ラズパイ財団から有線日本語キーボードが2020年末についに発売されました。
Amazonでは買えないみたいで、秋月電子さんで購入しました。
ついでに、純正の有線マウスも購入しました。
ラズパイ純正キーボード
この有線キーボードは今時珍しい、USB-HUB付きです。
USB2.0までですが、これがあれば無線マウスが消失しても、直ぐに抜き差しして復活することができます。それに熱々の本体から離して使うことができるし、本体のUSB3.0ポートを空けておくこともできます。
さて肝心の使いごこちですが、キータッチもまあまあで悪くないです。それにとっても軽い(269g)ので、持ち運びも楽ちんです。キーボードのケーブルが本体から取り外せるのも何気に良いポイントです。ちなみにコネクタはType-Cではなく、Microです。
今のところ消失もありません。USB-HUBが付いて2400円なんてお買い得なキーボードです。そこにArduinoが二台は繋がるし、本体のUSBを使わないし、コンパクトでかさばらなくてなかなか良い出来です。(それにラズパイでなくても使えそうだし。)
最初は純正色だけでしたが、グレーもあります。
(追加で購入してしまいました。今届くのを待っている所です。)
純正マウス
これが有線の純正マウスです。
これは最悪です。さすがに今時これはないなと言うくらいのひどい出来です。そうだな~光学マウスが出たての時くらい(20年くらい前かな)の出来です。デカいし重いし、ケーブルが硬いし、はっきり言います。買う価値なしです。(いやちょっと言い過ぎた。可愛いので、色も綺麗だし、飾って眺めるのはOKです。ラズパイマニアのコレクションとしては良いと思います。)
肝心の使い心地ですが、そもそも反応が悪いし、解像度が低い。マウスで円を書いてもがたがたになるし、元の場所に戻ってこない。当然下が透明だったり反射があるとダメなようです。それに子供には大きすぎると思う。こんな粗悪品を世界の子供たちに1140円で売るなんて詐欺レベルです。100均の300円マウスの方が100倍(当社比)ましだと思います。(いかんまた言い過ぎた)
じゃあどうする?
キーボードは純正で良いとして、じゃあマウスはどうするかと言うことになるのですが、中野島ロボットでは、ロジクールのblutoothマウス M350 を使うことにしました。
blutooth と 無線の両対応のLogicoolのマウスで、これなら通常はblutoothで快適に使っていて、消失したら無線に切り替え、それも消失したらUSBキーボードの後ろで無線アダプタの抜き差しで解決しています。
このキーボードは、秋月電子でも品薄(シングルA:秋月電子では在庫量により、A,AA,AAAで分類され、Aになって品切れになると、再入荷され無いことが多い)で、2021/2/27 時点でグレーが残り14台、純正色が残り31台になっています。キーボード一体の Pi400が出てくるので、これが最後のチャンスかもしれません。
おわりに
ラズベリー財団には、もう少しちゃんとしたものを作ってくれるか、それが自分でできないのなら、チップの情報を包み隠さず公開してもらいたいですね。(なので、今はやりの Raspberry Picoには手が出せない。)
おしまい
購入品情報
今のところ、RPi4でも3段対策で安定して使えています。