中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ39 Rostock Nanoオプション コントローラーパネルの作成

RostockNanoをThingverseに公開してから、もうすぐ1年になります。 

 

 3. コントローラーパネル

RostockNanoのコントローラ(Arudino MEGA2560+RAMPS)を固定するパネルを作ってみました。

  

設計コンセプト

 いままではモーターエンドに取り付けていましたが、ここだと垂直ロッドのネジと共有していたので、パネルを交換すると折角調整した垂直ロッド位置が変わる可能性がありました。なので、ステッピングモータの下側に取り付けるように変更してあります。

 これは 前回のブランクパネルに穴をあけて、RAMPSを取り付けられるようにしたものです。(気が短いもので、ほんとはこっちを先に作って、ブランクパネルを後でつくったんですが。。。)

これも一枚パネルです。

 

印刷設定 

以下の設定で印刷しました。このパネルは大きいので、RostockNanoでは印刷できません。idbox!で印刷しました。

  idbox!

  • Quality 0.3mm
  • Infill  30%
  • Speed 60mm/sec
  • PLA

idbox!でもギリギリの大きさなので、Z軸を40度回転させて斜めにして印刷する必要があります。

 

作り方

RAMPSをコントローラパネルに取り付けます。M3ネジ二本でMEGA2560を固定します。f:id:nakarobo:20190109234136j:plain

ステッピングモーターの下側にM3ネジで取り付けます。 

f:id:nakarobo:20190109234035j:plain

配線を通して

f:id:nakarobo:20190109233959j:plain

電源を繋ぎます。

 完成!

これで移動も楽々です。割とスッキリまとまりました。

 

おわりに

今年の冬休みはずっと気になっていたRostockNanoのオプションを作る事ができました。あとはモデルを仕上げて英語の解説文を書き Thingverseに 上げておきます。

RostockNanoのモデルを公開したのが、2018/1/21なのでもう直ぐ一周年記念になるので、ひと段落しそうです。 

f:id:nakarobo:20190107001743j:plain


これからは、RostockNano二台体制でロボット制作も進むと思います。

一台は試作用でPETGかPLAフィラメント、一台はスキン用でTPUフィラメント、仕上げはidox!と言う感じです。

 

おしまい

 

購入品情報

 RAMPSの電源はこれを使って、ACアダプターと接続しています。