はじめに
K45ケースのフロントパネルネタをもう一つ。うちにはK45が二台あって、一台は AI PCのメインとなりましたが、一台は端末PCとして使っています。メインPCではUSB3.2のTypeAとTypeCを増設しましたが、今回はここにマザーボードからオーディオとUSB2.0をつないでみます。
K45のフロントパネル
K45ケースのフロントパネルには電源スイッチとLEDしか無くとてもシンプルな構成ですが、端末PCとして使う時はちょっと不便な時もあります。
K45のケースにはちゃんとオーディオ用とUSB用の穴が開けられていて、フロントパネルも裏から見ると、USBとオーディオの穴がちゃんと開いていてシールでふさがれているだけになっています。裏からカッターでシールに穴をあければフロントパネルの加工は終了です。
購入品
USBとオーディオジャックがついたフロント延長ケーブルを購入します。このタイプのケーブルはAmazonに色々なタイプがあるのですが、どれもK45には合いませんでした。なので適当に安いのを買って改造して使います。
ユニバーサル基板
今回はケーブルとコネクタのみを利用し、秋月電子で購入した1.27mmピッチの片面ユニバーサル基板上に組み直して使います。通常の2.54mmピッチの基板ではないのはK45のコネクタ配置が悪いせいです。
この基板の長手方向の穴寸は66mmで、これに合わせてブラケットを3Dプリンタで作りました。
穴位置に合わせて部品を配置してケーブルを半田付けします。基板ができたら、
あとは印刷したブラケットに取り付けて、シャーシに4mmのインチネジ一本で取り付けます。基盤が裏返しと言うのがUSBとオーディオ端子を面イチにするために必要でした。ただ通常のUSBの指し方とは上下が逆になってしまいます。
左側のネジは電源スイッチの基盤と干渉するのでねじ止めしません。
K45のフロントパネルを装着して完成です。
注意点
ケーブルがUSB2.0までなので、マザーボードのUSB2.0ポートに接続する必要があります。
USB3.0のこっちの方がよかったかも
おわりに
だいたい今時アナログオーディオ使うことあるかな?とは思いつつUSBとオーディオ端子をフロントパネルに追加することができました。
USB端子のみの時はしっくりきていたのですが、オーディオ端子の色がちょっとミスマッチで残念な感じになっていて、K45のなにか大切なものを失った感じです。
(オーディオ端子を黒く塗るかな。。。)
おしまい