中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ32 いっぱい来ちゃった

はじめに

四足歩行ロボットの「よつあし」は、サーボモーターを電池で駆動して、Arduino Nano をUSBでPCから給電しているので、ディスクトップから逃げ出すことはないのですが、PCから独立して動かす為には、Arduino用の電源が必要になります。

 

でどうするか

サーボモーターの数が4個ぐらいと少ない場合は、別電源が無くてもeneloop4本でなんとか駆動できるのですが、それ以上になると別電源が必要になります。

電源を二つ持つのは面倒なので、電池を昇圧して安定した5Vを作ってArduinoに供給すれば、PCから独立して赤外線リモコンなどで、床の上でロボットを動かせるようになります。

多少電源がふらついても、昇圧型の電源であれば、Arduino本体だけなら普通に動かすことができます。

 

そこで

昇圧型のコンバータをAmazonで二つ頼んだつもりでしたが、来てみたら一袋に5個入りで、計10個届きました。大きい方は、USBコネクタを半田ごてで外して使いますが5個入りで、270円でした。 小さい方は、一個280円の昇圧型コンバータで、小さいのですが実は出力電流があまり取れません。

小さい方と比べると、大きく見えますが、USBコネクタと比べれば十分小さいと思います。

 

USBコネクタ付きの方は、出力電流もそれなりに取れるようです。LEDも付いているのでお買い得なんですが、10個はちょっと多いですね。

 

電圧も0.9Vから5Vを出力して、eneloop1本でも、Arduino本体ならなんとか動かせます。しかし、残念ながら単三型  eneloop一本では、サーボモーターは動かせませんでした。(リセットがかかってしまいます。)

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いずれにしても外付けの電解コンデンサは必要になりますが、一個あたり50円ちょっとなので、Arduinoの電源としては有望です。

 

おわりに

10個もあるので、全てのロボットが単電源化できそうです。

(机を離れてロボットが歩き出すと、それはそれで面倒ですけど)

 

購入品情報

 11/3に頼んで、一つは11/16に、一つは11/21に届きました。 

 小さい方は、1.2Vのeneloopだと、ぎりぎりArduino Nanoが動かせるぐらいです。