中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊 idbox!のプチ改造 No.3 ガラスベッドへの換装

はじめに idbox!のアクリル製のベッドをガラス製に交換します。 必要レベル ★★★★★ 概算 100円~1500円 ノーマルのidbox!の造形テーブル(ベッド)はアクリル製ですが、反りやすく、熱に弱いのでガラス製に交換してしまいます。 アクリル製のベッドでは、ABS等の反りやすいフィラメントや長物を印刷するときに、樹脂の収縮に負けて歪んでしまうため、造形が失敗することが良くあります。 手順 1. 耐熱ガラスを購入する。 ガラステーブルは、パワーアップ編の76号で提供されているので、入手困難になる前にゲットしておきましょう。 この改造は、ヒートベッドと組み合わせるとさらに良くなるため、ディアゴスティーニのHPから、パワーアップ編の76号、82号、83号とまとめて買っておくのも良いと思います。バラバラに買うより断然安いです。 (バラバラで買いました。。。。) ヒートベッドは取り敢えず不要というのであれば、雑貨店でガラス製のカッティングボードを探してみて下さい。 パワーアップ編を購入する前は、溝の口のNOCTYの雑貨屋さんで見つけた100円の耐熱ガラス板を使っていました。 大きさは横19cm×縦14cm、耐熱温度180℃の強化ガラスで、大きさはidbox!のアクリルテーブルとぴったり同じ大きさです。片面がすりガラスになっており、ゴム足がついているので取り外して使います。 ガラスキッチンボードL 松野工業  JANコード/ISBNコード:4978929472641
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2. 造形テープを貼る。 ガラス板に3Mの造形テープ(ブルーテープ)を貼ります。 ガラスはアクリルと比べて熱が伝わりやすく、フィラメントがすぐに冷えてしまうので、和紙タイプの厚めの造形テープを貼ることで保温され、第一層の定着が安定します。 3. アクリルベッドをガラスベッドに交換する。 クリップを外しアクリルベッドを取り外して、造形テープを貼ったガラスベッドに交換します。 4.調整 ガラスベッドに交換したら、厚さが変わっているので必ずもう一度ベッドの高さ調整を行ってください。 上手く調整できない場合は、ワッシャをかます等してベッドの水平を取り直します。 5.印刷 定着をよくする為に、トンボ鉛筆のシワなしPITをベッドに塗っておきます。 ガラスはアクリルに比べて、断熱効果が低く保温効果が無いため、室温が冷たいままだと樹脂の定着がしにくくなります。 ヒートベッドが無い場合でも、エアコンで室温を上げてしばらくしてから印刷するか、ヘッドの昇温中にドライヤーで温風を送ってガラスを温めておくと定着しやすくなります。 解説 ガラスは平滑度が高く硬いため、大きな造形部でも樹脂の収縮や温度変化で反ることがありません。 アクリルのテーブルと同じ大きさの耐熱ガラスを買ってきて乗せ換えると、綺麗に造形できるようになります。 アルミ板や銅板を貼る改造もあるようですが、金属素材は特性がバラバラで、ホームセンターなので素材として入手できるものは、加工がしやすく柔らかいため、反りや変形が発生し、ベッドの高さ調整がシビアになります。 (薄いアルミ板は反りやすく曲がったままになるのでだめでした。) 熱伝導率はガラスが1で、アクリルは0.2、紙は0.06程度(低い方が熱が伝わりにくい=保温性がある)なので、ガラステーブルに交換して定着が安定しない場合は、厚手の和紙タイプの造形テープ(ブルーテープ)を貼ってシワなしPITを塗ると良いでしょう。 おわりに ガラステーブルに交換すると、定着が安定し、大きなものも反りなくプリントできるようになります。 今回は、ガラスベッドへの換装方法のプチ改造でした。 パワーアップ編のガラスベッドが入手しずらくなってきているので順番を変えました。 購入品情報 ディアゴスティーニの部品はここから