中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ201 ついに幻の4010ターボファン(ブロアーファン)入手

はじめに
ついに幻の4010ターボファン(ブロアーファン)を入手しました。これで3Dプリンタの冷却をパワーアップできます。4個目にしてやっと望みのものが手に入りました。

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外観
外観は特に変わったこともなく、Amazonの商品ページ通りに見えます。
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ファンのカバーを開けるとこんな感じです。

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確認
この401ターボファン(ブロワーファン)ですが、同じような外観でも少し形状が違うものがあり、組付けられないことがあるそうなので24Vのターボファンと比べてみます。
羽の厚みが少しちがうのと、風の吹き出し方向の矢印があること、ケーブルの色が違うことぐらいで、組付けられない程の違いはなさそうです。
左の赤黒ケーブルが12V、右の青黄ケーブルが24Vのファンです。

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横から見ると四隅のネジの取り付け部分が違いました。下の12Vの方は薄くて凹んでいますが、24Vの方は底面とツライチで厚いです。逆ならなんとか付くのでしょうか、相手方が凹んでいる事を前提に作られていたら、なんらか加工しないと取りつけられないですね。

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組付け
先に印刷してあった、3Dプリンタの冷却ファンの部品を取り付けてみました。良い感じです。
ノズル部分はピッタリに作らずに、交換が楽なように耐熱性のあるカプトンテープ(ポリイミドテープ)で止めています。今のものより良い形状のノズルが造型できたら直ぐに交換ができます。

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裏から見ると、3Dプリンタへの取付部分はこんな感じです。材質はPETGなので大丈夫なのですが、温度が高くなる3Dプリンタのヘッドが近いので裏側にもカプトンテープを貼っておきます。

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おわりに
構想から3年目にしてやっと自作3Dプリンターにターボファンが付けられます。これで課題だった冷却強化できそうです。週末に動作確認して、良さそうならモデルを上げる予定です。3Dプリンタの冷却が強化できたら、ロボット制作がますます進むと思います。

おしまい

 

購入品情報
4010ターボファン 約800円
やっと望みのものが買えました。ほぼ同じ形状で24V品もあるので、間違わないように注意です。4010ターボファン12Vの購入品はこのリンクを辿って下さい。
中野島ロボットはもう一つ注文しておきました。

耐熱カプトンテープ
3Dプリンタのヘッドなどに貼る絶縁、耐熱のテープです。10mm幅のものを使用しています。これを3Dプリンタのヘッドに貼っておくと、溶けたフィラメントが焦げ付かなくなります。