中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ188 ラズパイ400にRTCを追加する

はじめに
ラズパイ400(RPi400)をPCとして普段使いするときに、ほしいのがRTC(リアルタイムクロック)機能です。RTCがあれば、起動直後でも、ネットワークとつながっていなくても、正確な時刻が得られます。

 

購入品
RTCモジュールはAmazonで購入してちょっと改造して搭載しました。購入したのはRaspberry Pi4Bのコネクタに直接接続できるタイプのRTCモジュールです。

RTCモジュールは他にも色々ありますが、これがいちばんコンパクトに収まります。

 

改造
RTCモジュールをRPi400の拡張コネクタにつけると、キーボードの上にはみ出してしまいます。なのでハンダごてでRTCモジュールのコネクタをはずして、基盤の裏側に取り付けます。
左からオリジナル、裏付け、水平の3種類です。

f:id:nakarobo:20220223100728j:plain

オリジナルは少しRPi400から飛び出します。

f:id:nakarobo:20220223100833j:plain

コネクタを裏に付け直せば、パット見でRTCモジュールが見えなくなります。

f:id:nakarobo:20220223100923j:plain

水平もちょっと見えています。

f:id:nakarobo:20220223101003j:plain

裏付けにするとスッキリです。f:id:nakarobo:20220222012304j:plain

裏から見るとこんな感じになります。RTCモジュールの+端子をラズパイの40ピンコネクタのPIN1に合わせて差し込めばOKです。

f:id:nakarobo:20220222012339j:plain

3Dプリンタでカバーを作るか熱収縮チューブで覆ってしまおうと思います。
とりあえず13mm幅の熱収縮チューブで覆うとこんな感じになります。

f:id:nakarobo:20220223101121j:plain

裏から見ても余り目立たなくなります。

f:id:nakarobo:20220223101126j:plain

 

ソフトウェア編に続く


購入品情報
中野島ロボットはハンダゴテはこれを使っています。

特に困るってはいないのですが、今猛烈に欲しいハンダごてです。
なんと200℃から1℃単位でこて先の温度が設定できます。つまり3Dプリンタのフィラメントに合わせた温度が設定できて、かんたんな修正ならこのコテでできていまいます。

熱収縮チューブは13mm径で足りました。これが良さそうです。

15mmであれば安心です。