中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週間中ロボ127 おかえり「はやぶさ2」

はじめに

12月6日に「はやぶさ2」が帰ってきましたね。とりあえずモデリングして印刷して待っていましたが、ついに「りゅうぐう」からご帰還です。

作成したモデルは3Dモデル共有サイトで公開しています。 

www.nakarobo.com

 

そういえば
はやぶさからの鳥つながりで、先週までの「ものづくり文化展」用の四足ロボットの「Nano4躯」を作っていていろいろ発見があったので、少し飛行機械の機体の作成をすすめています。


PLAカーボンフィラメントなら

ある程度の柔軟性と強度があることがわかったので、SG90サーボモータのホーンを直接作ることができるようになりました。今の所ちゃんと機能していて、壊れたりずれたりすることもありませんが、ある程度以上の負荷がかかったときは、空回りしてくれた方がサーボモータを保護できる気がするので、ネジは弱めに締めて、ズレたら増し締めするようにしています。
それと、「Nano4躯」の脚の構造は実は鳥の骨の構造を参考にして作っていたんです。

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というわけで

もう少し造形して3Dプリンタで印刷し、サーボモーターを取り付けて骨だけですが羽ばたかせてみました。とりあえずそれらしくできていて、膜を貼ればそこそこ飛ぶかもしれません。

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重さは骨組みとサーボモータで45gでした。いつもの単4エネループを4本使った場合は、電池だけでも60gになるので、機体重量が100gを超えてしまいます。
今のフレームは哺乳類型なので、鳥類型に進化させないとこの重量では飛び出せないと思います。頑張ってみてどうしても浮かないようなら、軽量化のためにLiイオン電池に変える必要が有りそうです。

おわりに
はやぶさ2は次の小惑星に向かって行き、11年後に到達するそうです。僕の飛行ロボットも同じくらいかかったりして。

 

おしまい

 

購入品情報

カーボンPLAは強度も十分です。強化PLAのように反りもあまり発生しません。カーボンの良さはバネにあると思います。適度にしなります。