ロボットでもっとも単純な構造は、センサ一つと一軸の駆動装置になると思いますが、これなら今からでも部品を集めて夏休み中に作る事ができると思います。そんな「イチジク」ロボットの制作記です。
そろそろ到着
早ければ hiletgo や Wavesで注文したのであれば、Amazonで注文して2~3日でAruduino Nanoや拡張基板、サーボモータ等の部品が到着し始めるていると思います。札幌貿易の電池ボックスは3~4日といったところでしょうか。
開発環境
Aruduino Nanoが届いたら、「イチジク」ロボットの開発環境を整えます。
ハードウェア
簡単なロボットでも、プログラムを搭載して書き込み、動かすためにはWindows10を搭載したパソコンが必要です。MacやLinuxを搭載したノートやスマートフォンでもできなくもないでしょうが、基本的にはWindowsのPCが必要となります。
「イチジク」の簡単なロボットなら、スペックの低い古いパソコンでも問題ありません。
ソフトウェア
コントローラにArduinoを使用するので、Arduinoの開発環境をMicrosoftストアからダウンロードして使用します。
ダウンロードサイズは200Mバイト程度で、ディスク容量は500Mバイト程必要となります。
開発環境の起動
ダウンロードが完了したらインストールされArduino IDE を起動します。
最初にWindows Defenderの警告が表示されますが、”アクセスを許可する”を押して下さい。
これは Java言語を使用しているためで、アップデートやライブラリ(ソフトウェアの部品)の最新版をダウンロードするために、ネットワークの利用を許可する必要があります。
プログラム読み込む
Arduino IDEが起動したら、ファイル→スケッチ例→Servo→Knobを選択します。
「イチジク」ロボットはこのスケッチを基本とします。
つづく
購入品情報
中野島ロボットでは、開発環境にスティックPCやタブレットPC、ノートPCを使用しています。
最も安価なのは、家にWindows10パソコンがあればそれを使い、無ければスティックPCやタブレットPC、中古のノートPCでも良いでしょう。
スティックPC
Intel Compute Stick スティック型コンピューター Windows 10 Home インテルAtom x5-Z8300 プロセッサー 搭載モデル BOXSTK1AW32SC
- 出版社/メーカー: インテル
- 発売日: 2016/02/10
- メディア: Personal Computers
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Diginnos Stick DG-STK3(スティック型パソコン Windows 10)
- 出版社/メーカー: サードウェーブデジノス
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