せっかく今3Dプリンタに彩色に向くPLAが付いているので、「はやぶさ」つながりで、「ミネルバ2」のマスコットも作って見ます。
「ミネルバ2」を調査する
やっぱり「ミネルバ」や「ミネルバ2」の詳しい情報がなかなか見つかりません。昨日アップした情報くらいです。「ミネルバ2-2」の方は、各大学に開発中の時の状況が少しは公開されているのですが、そのものズバリの外形寸法の情報がありません。なので、公開されているサイズが突起物(足やアンテナ)を含むのか、含まないのかも良く分かりません。
これも微妙
Thingiversの「ミネルバ」はどうやら、「初代ミネルバ」のレプリカでは無いようです。
JAXAの「初代ミネルバ」は16角柱ですが、Thingiversの「ミネルバ」は8角柱です。
8角柱なら「ミネルバ2-2」かと思いましたが、サイズは「初代ミネルバ」と同じです。内部構造やカメラの位置、トルカの向きなども異なります。
「ミネルバ」の前に小惑星探査用のローバーをNASAで開発していたようなので、それかも知れません。ひとまず印刷してみようかと思ったんですが、謎が謎を呼びますね。あーまた「初代ミネルバ」も気になってきた~。
ちなみに
「初代ミネルバ」は、「いとかわ」への投入にちょっと失敗して、人工惑星に(太陽の周りを回っているので)なっているそうです。相模原に見学に行けば見れそうです。
サイズについて
公開されている「ミネルバ2」のサイズは
MINERVA-II1 18cm✖7㎝
MINERVA-II2 15㎝✖14.5㎝
この大きさでは家の3Dプリンタでは一発印刷はできません。なので1/1でモデリングして、印刷は1/3くらいが良いかなと思います。
つまり、1/3で印刷した時の大きさは、
MINERVA-II1 6cm✖2.3㎝
MINERVA-II2 5cm✖4.8㎝
くらい。ちょっとこれではギミックを入れ込むのはむずかしいかもしれません。
1/2サイズなら
MINERVA-II1 9cm✖3.5㎝
MINERVA-II2 7.5㎝✖7.25㎝
なのでなんとかデルタ型の3Dプリンタ、RostockNanoで一発印刷できる大きさです。
何とか駆動機構が入れられるように、1/2で印刷することを想定したモデリングをしようと思います。
少し違う
どうやらMINERVA-II1Aと1Bは少し違いがあるようです。上部(底部)の放熱機構が違うために、太陽電池の置き方に違いがあります。1Aは大きめの太陽電池が占めていますが、1Bは放熱部(銀色の部分)が出ており、小さい太陽電池が回りに配置されています。1Bの方が長生きしたようなので、1Bの方からモデリングしてみます。
やっぱり
簡単に終わると思ったのに、だんだん作るものが増えて来た予感。
つづく
購入品情報
最近ロボットを作っていないので、そろそろ作ろうかと思っています。
コントローラはいつもの Arduino Nano を使う予定。
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