3Dプリンタが動き出したので、久しぶりにモデリングして見ます。最近話題のはやぶさ2を印刷してみようと思います。
補完モデリング
細かい構造が分かった所で、基本モデルに修正を加えて行きます。そうはいっても本物を作る訳では無く、あくまで3Dプリンタで表現できるところまでです。 資料を見ながら、いろいろ追加していきます。
まえから見たら
・再突入カプセル 地球にサンプルを持ち帰る金色の丸いカプセルです。
・スタートラッカー ラッパ型の二つ並んだ金色のセンサーで星の位置から自分の位置を求めます。
・姿勢制御用エンジン 四隅と真ん中にある小さなエンジンです。
前から見たらこんな所かな。合わせて色味の調整等も行ってみました。
後ろからみたら
今度は後ろに回って、モデルを補完して行きます。
・イオンエンジン 四つの丸い噴射口を持つ、「はやぶさ2」のメインエンジンです。
・姿勢制御用エンジン 四隅と真ん中にある小さなエンジンです。
後ろから見たらこんな感じでしょう。
裏から見て
裏返して、モデルを補完して行きます。
・ ターゲットマーカー 着陸場所を決める時に、先に落とす「お手玉」で銀色で5つ積んでいます。
・ミネルバ2 「りゅうぐう」に着陸するドローンです。円筒形で動き回ります。
・マスコット 「りゅうぐう」に着陸するドローンで側面についています。一回のみジャンプできます。
裏から見るとこんな感じです。太陽光パネルも裏から見ると黒だったので、表面のみ青になるように修正してみました。
補完モデリング完了
このまま印刷すると横6cm✖縦4.3cmの小さな「はやぶさ2」ですが、 3Dプリンタで印刷するためには、強度を確保するための修正や、綺麗に印刷するための分割等を行って行きます。ターゲットマーカなど直径1ミリしかないので、大きくデフォルメしないと、小さすぎて表現できないかもしれません。ある意味リアルからは妥協をして行く必要があります。
おわりに
これで自由に公開できる自分だけの「はやぶさ2」が「できた!」って感じです。 これくらいで3Dプリンタで印刷するには十分かなと思います。どこから見ても「はやぶさ2」って言ってもらえるくらいには、モデリング出来ていると思います。
”いやまだまだ足りない”と言う人は、気のすむまで補完モデリングしちゃって下さい。
サポート無しで印刷できるように分割できたら、モデルを公開する予定です。
購入品情報
今持っている銀色金属フィラメント(未評価)は、ちょっと色味が違う感じです。
このフィラメントは、「はやぶさ2」の銀色部分に使えそうです。(中野島ロボットは持っていません)
これも良さそう。