最近話題のはやぶさ2を印刷しました。綺麗に印刷できるまでのモデルの修正方法を書いて行きます。
今週は
「はやぶさ2」を3Dプリンタで印刷しやすいように分割したり、修正したりして行きます。
分割
ほんとうは、サポート無しで一発造形したいのですが、SpaceXのものと異なり、造形が複雑なので 、今後の可動ロボット化も考えて分割して、素材も変えて印刷してみようかと思います。 まずは太陽電池とイオンエンジンと本体の三分割して印刷してみます。
設定
3Dプリンタ RostockNanoの二号機
フィラメント PLAカーボンフィラメント
ノズル径 0.5mm
温度 225℃
速度 30mm/sec
品質 0.2mm
インフィル 0%
まずは太陽電池から
ちょっとステーが細くて折れそうです。すがにPLAカーボンフィラメントでも1mmでは細すぎでした。少しデフォルメして太くする必要があります。
次にイオンエンジンを印刷してみます。
さすがに1/100だと小さいですね。冷却が足りていないせいか造形は今一です。
次に本体を印刷してみます。
う~ん。この分割と設定ではだめですね。PLAカーボンフィラメントは粘りがあるので、この大きさでは綺麗に造形できませんでした。特にサンプラホーンが細すぎて、冷却が足りないようです。PLAカーボンフィラメントはボソボソしているので、このくらい小さいモデルには向いていないのかもしれません。分割も今一なので、モデルをいろいろ修正して行きます。
つづく
購入品情報
0.5mmのノズル径とPLAカーボンフィラメントでは、このサイズのモデルを印刷するのは難しい感じです。
やはり、PLAカーボンフィラメントは、ミニチュアモデルでは無く、強度の必要な実用品に使った方が良さそうです。