3軸のめちゃ簡単ロボットアームの組立と動作確認を行います。 これを3Dプリンタで印刷して3軸ロボットの実験をして見ます。
ダウンロード
28BYJ-48の駆動力(トルク)が強くなる新しいArduinoのライブラリを試して見ます。
まずはライブラリをダウンロードしてインストールして、ソースコードを修正してゆきます。ライブラリ名は CheapStepperです。
www.arduinolibraries.info
https://www.arduinolibraries.info/libraries/cheap-stepper
このライブラリはずばり、安い中国製のステッピングモーター(つまり28BYJ-48)用のライブラリです。
Arduino 標準の Stepper と同じようにステップ単位で指定する事もできますが、専用なので角度指定で動かすメソッド(関数)が追加されています。
また、ブロッキングモードとノンブロッキングモードにも対応しています。
ブロッキングモードと言うのは、その角度に達するまで処理が戻ってこないモードで、ノンブロッキングモードと言うのは、指示だけ出して軸が動いている間に、他の処理ができるモードです。
ソースコードはGithubからもダウンロードできます。
https://github.com/tyhenry/CheapStepper
インストール
ダウンロードしたZIP形式のファイルをArduino IDEにインストールします。
インストールするには Arduino IDEを起動して、
スケッチ→ライブラリをインクルード→ZIP形式のライブラリをインストール
でダウンロードした
CheapStepper-master.zip
を指定します。
正常にインストールされると
”ライブラリが追加されました。「ライブラリをインクルード」メニューを確認して下さい”と表示されます。
ファイル→スケッチ例→CheapStepper
があれば正常にインストールされています。
サンプルとして
cheapStepper_move
cheapStepper_newMoveTo
cheapStepper_simple
の三種類が選択できます。
このライブラリは角度でも指定できるメソッド(関数)が用意されているので、ストッパかエンドストップスイッチを付ければ、産業用ロボットのように、きっちり動かせるようになるはずです。
次回
Extremely Simple Robotic Arm のスケッチをライブラリに合わせて修正して行きます。
購入品情報
どうしても気になるので、確認のために12Vモデルの5個セットを購入しました。到着待ちです。到着次第駆動可能か確認します。(2/19に頼んで、到着予定は3月3日です。待ち遠しいです。)