中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ43 28BYJ-48 その5モデル印刷

休み前に頼んだ部品が、続々と中つ国から届いています。 

5個で1150円、一個あたり230円。とっても安いです。

 

ステッピングモータの動作確認

28BYJ-48ステッピングモーターと付属のULN2003Aドライバ基板を使って動作確認を行います。折角なので、なにか面白そうなものを探してみました。

  

実用的

28BYJ-48をNEMA17ステッピングモーターに変換するブラケットです。

www.thingiverse.com

 

印刷

まずはダウンロード、そして印刷してみます。

f:id:nakarobo:20190206123320j:plain

微妙です。

 

使えない事はなさそうですが、予想した通りにこのプレートの厚み分、軸がさらに短くなってしまいました。やはりプレートはステッピングモータのつばの前側ではなくて、逆の裏側の方がよいように思います。

 

ただ

穴位置はバッチリなので、今度これをテンプレートとして、裏側に止めるアダプタープレートを作って確認して見ます。

 

ロボット 

めちゃ簡単ロボットアームだそうです。印刷物はすごい簡単そうです。サイズ的にはRostockNanoで印刷できるサイズです。

www.thingiverse.com

 

印刷
まずはダウンロード、そして印刷してみます。印刷する部品は5個です。

 f:id:nakarobo:20190207123056j:plain

うーんモデルはなんか今一つです。特に真ん中のアームと一番上のステッピングモーターを取り付ける部分がどうやって止めるのか良く分かりません。簡単にするために結構無理やりな止め方になっている感じがするので、ここはあっさりねじ止めにした方が良かったんじゃないかと思います。

 

ただ

このモデルで特筆すべきなのは、ダウンロードすると良質なスケッチがついて来ることです。28BYJ-48 Arudinoで日本語のページを検索すると、いろんなスケッチが出てくるのですが、どれも説明もコードも今一で、このモデルを動かすコードは見た中では一番綺麗そうなので、これを使って3軸ロボットの実験をして見ます。

このロボットアームは、ProcessingとArudinoを連携させて動作させるものですが、Arudinoのスケッチを覗いてみるとシリアルで通信するようなので、Processingが無くても、Arduino IDEのシリアルコンソールからコマンドを打ち込めばそのまま動かせそうです。

 

次回は

実際にArduino Nanoに繋げてスケッチを書き込み、実際にステッピング・モーターを回してみます。Arduino IDEにはあらかじめステッピングモーターのスケッチが登録されているのですが、28BYJ-48 用ではなかったので、”めっちゃ簡単ロボットアーム”のスケッチを参考に動作確認を行います。

  

つづく

 中野島ロボットでは、これを参考にしています。

Processingをはじめよう 第2版 (Make: PROJECTS)

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