中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

週刊中ロボ36 犬笛を考える その4

ロボットの制御にはいろいろありますが、やはり音声やジェスチャがいいかなと思っています。

 

計測器

今回はちゃんとしたデジタルオシロスコープで犬笛の波形を観測して見ます。

 

計測 

では犬笛を計測して行きましょう。 縦軸は強度(振幅)、横軸は時間です。

 

最初に

Hsaygoさんの笛を計測してみます。

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周波数は3,049Hzでした。かなりレベルが低いせいでノイズがありますが、割と綺麗な正弦波です。

 

続いて

 Thingversの笛 を測定してみます。

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こちらは4,386Hzです。少し歪んでいる所がありますが、大きな音なのでノイズが目立ちません。

 

最後に

Amazonで購入した犬笛を一番短くしたものです。

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 8,333Hzでした。これは一番レベルが低いので、ノイズが目立ちますが、正弦波というより三角波みたいに見えます。

 

次回は

周波数成分を見て行きます。 

 

購入品情報 

 これは、中野島ロボットがたまに使っているオシロスコープです。

100MHzまで計測できて、FFT機能がついていて、波形に含まれている周波数を計測することができます。

(ちょっと高いです。薄型と言っても大きいのでいつもは仕舞ってあって、ここぞという時に一年に1、2回登場します。)