Arduino Nano の新型について調査しています。
Arduino Nano 33シリーズには3種類のボードがあるようです。
Arduino Nano 33 IoT – small, secure, and Internet-connected. (Pre-order here with headers or here without headers)
Arduino Nano 33 BLE – small, low-power, and Bluetooth-connected. (Pre-order here with headers or here without headers)
Arduino Nano BLE Sense – small, low-power, and Bluetooth-connected with a wide range of on-board sensors. (Pre-order here with headers or here without headers)
Arduino Nano 33 シリーズの注意点
電源が3.3Vなので、5Vピンの扱いが変わっています。最初は接続されておらず、裏面のジャンパ設定でUSBの5Vを給電できるようになっているようです。
Arduino Nano 33 IoTについて
小さくて、安全、そしてインターネットの接続ができます。これもヘッダ付きと、ヘッダ無しが選べます。
特徴
Arduino Nano 33 IoT はWifiとBluetoothの無線LANチップを積んでいて、暗号化チップも搭載しているので、安心してIoTに使うことができます。暗号化キーをハードウェア的にサポートしていて、内部に格納できるように専用のチップを搭載しています。
プロセッサはARMの Cortex-M0 コアのSAMD21で、Wifi と Bluetooth モジュールは、 ESP32を元にしていて、6軸の慣性計測ユニットを積んでいます。
仕様
周波数は48MHzで、フラッシュは256KB、SRAMは32Kバイトあります。
プロセッサはSAMD21の仕様詳細は以下のリンクに記載されています。
http://ww1.microchip.com/downloads/en/DeviceDoc/SAMD21-Family-DataSheet-DS40001882D.pdf
周波数はそんなに早くなっていませんが、 このプロセッサは32ビットのプロセッサなので、8ビットを超える計算をさせると、2~4倍近い演算性能を発揮します。Arduino Nno Everyと比較すると、フラッシュは5倍、SRAMも5倍あり、内部が32ビットで4倍になっているので、プロセッサパワーの向上に見合ったメモリ容量が選択されていると思います。
ドキュメント
Arduino Nano Every と同じく、EAGLE形式の部品データが提供されています。
つづく
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