はじめに
数週間前から急にWindows10 ストア版の Arduino IDE 1.8.6(Windows Store 1.8.14)から、Arduino Nanoにプログラムが書き込めなくなっていましたが、理由が判明したのでアップしておきます。
原因
ストアアプリがアップデートして、ボードの設定が増えたが、Arduino Nanoのブート
ローダー設定のデフォルトが変更になっており、古いブートローダーを積んでいるArduino Nanoと書き込み時に通信ができなくなっていた。
新しいArduino Nanoのブートローダーの書き込み速度(Overriding Baud Rate)が、115200 bps になってしまっていました。
対処
ツールー>プロセッサー>ATmega328P(Old Bootloader ) を選択する。
こうすることで、書き込み速度が古いブートローダーの 57600bps になります。
確認方法
ファイルー>環境設定ー>より詳細な情報を表示する で 書き込みをチェックしてOKを押し、書き込みを実施する。
書き込み速度(Overriding Baud Rate)が、57600bpsになっていれば書き込めるはずです。書き込めたらチェックを外しておきます。
おわりに
ローカル版は3Dプリンタ用、ストア版をロボット用に使い分けていたので、Arduino Nano 使いとしてはちょっとびっくりしましたが、これでまたストア版のIDEが使えるようになりました。