中野島ロボット

小さなロボットの自作記事を書いています。

GW Day1 トンボの羽型 3D竹とんぼ

はじめに GWか始まりまりました。GW中は少し日記風に書いてみます。
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今日はF1 アゼルバイジャンGPの予選でした。ライコネンのQ3は久しぶりに凄かったね。セクター3でミスしなければポールポジションだったでしょう。 さて、F1と言えば今は空力テクノロジーが非常に重要で、フロントウィングなんかは10枚羽になっています。 そこ以外にも、いろんなところにニョキニョキ小さな羽が生えています。 実は空力テクノロジーはここに来て、物凄く進化しているのです。2010年までは素材の時代と言われて物凄く素材が進化しました。以降は形状がすごく進化していて、後に形状の時代と呼ばれるのではないでしょうか。物にはまだまだ形状により、性能が向上する余地が沢山あるようです。 折角の3Dプリンタを持っているので、ダビンチの飛行機械をモデルにした実際に飛ばせる模型を作りたいなと思っていましたが、その前に、日本人なのでトンボでしょう。 ずっと気になっていたトンボ型飛行機を作って見ようと思います。 実家の庭には小さな池があり、夏にはトンボが飛んできます。そのトンボが良くテレビを見に来たものでした。たぶんトンボはブラウン管テレビの出す紫外線か何かに興味をそそられて、網戸の前でずっとホバリングをしていたので、トンボの高度な飛行能力を観察させてくれたものでした。 最近トンボや蝶など昆虫の飛翔に関する多くの発見があり、昆虫の高度な飛行能力の一端が、羽の形状にある事が解明されつつあります。 2017年に 「トンボに学ぶ飛行テクノロジーと昆虫模倣」と言う本を買ってあったので、GWなのでやっと読んで作り始める事にしました。 Thingiversにもトンボをモチーフにした、モデルは色々ありますが、飛行できるのものは少ないようです。 先程の本に、トンボの翼型が付いていればよかったのですが、紹介だけだったので、文章とトンボの写真などを参考に、トンボ翼の竹トンボを作って見ました。
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材料  ・15cmの竹串
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 ・PETGフィラメント PETGフィラメントは、柔軟で軽量なので、3D竹とんぼには最適です。在庫切れですね 機材  3Dプリンタ RostockNano 印刷設定  Q0.2、S50, F0 T245℃ モデル  翼長12cmの竹トンボ 羽を3Dプリンタで印刷して、竹串を刺し、危険な竹串の先端を切り落とし、30度ほど羽をひねれば完成です。
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3Dプリンタなら、10分程で一枚印刷して飛ばすことができます。 次は透明のフィラメントで作って見ようと思います。もっとトンボぽくなるでしょう。 ひとまず流線形でないデコボコな翼でも、良く飛ぶことが分かったので、出発としてはまずまずです。 おわりに 今日一日で、複数の翼断面を実験ができました。さすが3Dプリンタです。
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形状の時代を実感した一日でした。 次はトンボ翼のグライダーに挑戦します。その次は羽ばたき機かな。 購入品情報 透明の方がトンボの羽っぽいですよね。今持っているのはサインスマートのフィラメント。 今度は透明で作って見て出来が良ければ、Thingiversにアップします。 このメーカの他のフィラメントも安定していたので、これも良さそう。